異界

豊前国東

兄弟割石(大分県豊後高田市)

きょうだいわりいし離れた場所にある2つの巨大な割石(切断した石)一方が割れ目で雉を食らうと、もう一方は人を食うと言われる(怪の棲む石)割れ目から中に入ると、中山仙境の地下(異界)へ行けるが、二度と戻れないとされる『日本の伝説49 大分の伝説...
大分別府

白水鉱泉(大分県由布市)

しらみずこうせん黒岳に入った猟師が道に迷い、一軒の家に泊めてもらった(異界)夜中に天狗の餅つきを見たため、一夜のはずが実際には罰で1年間眠っていた米のとぎ汁を流すので、それを目印に里へ下りるよう天狗に言われた家に帰ると自分の1周忌の法要がお...
西讃

弥谷寺(香川県三豊市)

いやだにじ四国八十八ヶ所霊場の1つ日本三大霊場の1つともされ、死者の還る場所として信仰される本堂近くの水場にある洞穴が、神仏の世界(異界)の入口であるとされる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.64香川県三豊市 三野町大見
島尻

善縄御嶽(沖縄県南風原町)

よくつなうたき自分が生け捕った亀に噛みつかれた傷が元で善縄大屋子(漁夫)は亡くなる3日後に墓を覗くと遺体が消え、「ギライ・カナイ(異界)に遊んでいる」という神の声がしたので、御嶽を建てた『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.30沖縄県...