痕が残る石

西讃

どんどろ石(香川県三豊市)

どんどろいし三崎神社へ行く道の途中(四国のみち)にある猫の爪痕のような模様がついている(痕が残る石)猫(雷獣)のような姿をしたどんどろ(雷)が落ちて、再び天に昇ろうとして付けた痕とされる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.66香川県...
西讃

おじょもの足跡(香川県丸亀市)

おじょものあしあと飯野山(讃岐富士)の山頂にある巨石(痕が残る石)“おじょも”という名の巨人が造った山とされる造った後で小便をするため、足を掛けた跡が残されている『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.45香川県丸亀市 飯山町
南信

疣石(長野県伊那市)

いぼいしバイパスの若宮橋の橋脚近くにある巨石上部に溜まった水をつけるとイボが治るとされる(いぼ取り)弁慶が戸隠山からここまでひと飛びに飛んできた時につけた足跡とも言われる(痕が残る石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.102疣石長...
南信

▲足跡石(長野県辰野町)

あしあといし夜な夜な人を襲っていた天狗がいたが、ある時、人が農具を使って田植えをするのを見て、その力を怖れて逃げ出した天狗が山へ逃げ帰ろうとした時につけた足跡が残る石(痕が残る石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.101長野県辰野...
南信

諏訪大社上社本宮 沓石(長野県諏訪市)

すわたいしゃかみしゃほんみや くついし信濃一之宮・諏訪大社上社本宮境内、一の御柱の後ろにある諏訪明神の足跡、あるいは神馬の蹄跡がある(痕が残る石)諏訪七石の1つ(磐座)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.96長野県諏訪市 中洲神宮寺
南信

弘法大師の手つき石(長野県諏訪市)

こうぼうだいしのてつきいし別名・神力手石諏訪大社上社本宮に隣接する、神宮寺跡にある空海が手をついた痕が残る(痕が残る石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.95長野県諏訪市 中洲神宮寺
中信

鼠石(長野県松川村)

ねずみいし石の中央に穴があり、有明山頂や善光寺に通じていると言われる(痕が残る石)穴の主は鼠で、必要な数の膳椀を貸していたが、不心得者が詫びを入れなかったため貸さなくなった(椀貸伝説)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.82長野県松...
北信

小菅神社 御座石(長野県飯山市)

こすげじんじゃ ございし小菅神社奥社への参道沿いにある石(腰掛け石)役行者や空海が参拝の折に座ったとされる石には凹みがあり、杖の先がめり込んだものと言われる(痕が残る石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.57長野県飯山市 瑞穂
東信

竹室神社 神足石(長野県上田市)

たけむろじんじゃ じんそくせき竹室神社にある日本武尊が東征を終えてこの地に来た時、村人が木々の枝を折って仮屋を造って迎えたこの時に尊が立った石に足跡が付いたとされる(痕が残る石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.27日本伝承大鑑 ...
丹波

鬼の足跡・頼光腰掛け岩(京都府福知山市)

おにのあしあと・らいこうこしかけいわ酒呑童子退治に赴いた源頼光が休息した岩(腰掛け石)対岸の鬼飛岩から見張りの鬼が降り立った岩に残った足跡(痕が残る石)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.108京都府福知山市 大江町仏性寺