西毛大日尊本堂(群馬県富岡市) だいにちそんほんどう本尊は、空海が石に爪で彫った十一面観音(石仏)元禄2年(1689年)にある巡礼(巡礼六部)が大日如来の出現を予言し、当日現れたことから、堂宇を建て祀った(予言の怪:創建伝説)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.... 2025.10.02西毛
西毛安楽寺 安楽寺古墳(群馬県高崎市) あんらくじ あんらくじこふん源頼朝が巻狩の帰途に倉賀野に逗留した時、倉賀野三郎高俊(源平の武将)の娘・卯月姫(姫君)が身辺の世話をした卯月姫は頼朝の眼病治癒の祈願を安楽寺岩屋(古墳)にある石仏に事前におこなって治した『日本の伝説27 上州の... 2025.09.29西毛
佐渡生貫観音(新潟県佐渡市) はえぬきかんのん退かしても道をふさぐ大岩があったため、通りがかった行基がそれを彫り上げて造った石仏村に禍が起こる前に、汗をかいたり、敷地に生える榎の木に灯明がともり、知らせる(変事の知らせ)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.84新... 2025.07.30佐渡
備北芸北駒ヶ滝(広島県北広島町) こまがたき竜頭山の中腹にある滝源平の戦いで活躍した2頭の馬、池月と磨墨がこの地で生まれ育ったことから名付けられた(名馬伝説)滝の裏側に石仏があり、水量の少ない滝の水をよけて見ることができる『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.47広... 2025.05.23備北芸北
西三河泥打観音(愛知県豊田市) どろぶちかんのん泥田の中に埋まっていた観音像(石仏)で、泥にまみれていることを好むとされる泥をぶつけて祈願すると願いが叶う(特有の願掛け)ある旅人が泥を洗い流したところ、急に身体が痛んで死んでしまった(禁を犯す)『日本の伝説7 愛知の伝説』... 2025.05.12西三河
東葛飾不動院(千葉県船橋市) ふどういん漁場の境界争いで無礼を働いた(騒動)責を負って獄死した漁師総代(漁夫)の霊を慰めるために「大仏追善供養」がおこなわれる牢内で食事に事欠いた償いのため、石仏に顔や肩に飯(食品食材)を盛りつける行事(特殊な供養)この石仏は延享3年(1... 2025.04.23東葛飾
西讃法師越峠(香川県まんのう町) ほしごえとうげ峠には西行ゆかりの石仏があるこの近くで西行は野糞をしたが、萩の枝で糞がはねたため、それを和歌にした(糞尿譚)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.82香川県まんのう町 炭所東 2025.03.06西讃
西讃七仏寺(香川県善通寺市) しちぶつじ乳薬師の名で知られるお堂(乳神)隣接する池の堤に石仏を使おうとした工事責任者が重病となり、後に出家した(発病)池の堤を改修しようとした庄屋が乳母を人柱にしたことから、乳神としての信仰が始まった『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店... 2025.03.04西讃
庄内十六羅漢岩(山形県遊佐町) じゅうろくらかんいわ海難(水難)者供養のため、寛海和尚(名僧)が喜捨を募って彫らせた十六羅漢の石仏寛海和尚は完成後、自ら海に入って入定(補陀洛渡海)している『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.103日本伝承大鑑:山形県遊佐町 吹浦 2025.02.18庄内
洛中清水寺 景清爪彫り観音(京都市東山区) きよみずでら かげきよつめほりかんのん清水寺随求堂のそばにある幕府に捕らえられた平景清が爪を使って牢内で彫ったとされる石仏『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.23京都市東山区 清水 2024.12.12洛中