石碑

備北芸北

百万一心の碑(広島県安芸高田市)

ひゃくまんいっしんのひ毛利元就が、吉田郡山城の工事の際に、人柱の代わりに埋めた石碑文化13年(1816年)に長州藩士が発見したとされるが、拓本のみで実物は未見とされる『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.54広島県安芸高田市 吉田町...
広島廿日市

蛇王池の碑(広島県広島市安佐南区)

じゃおういけのひ阿武山に棲む大蛇が害をなすため、八木城主・香川光景の同族である香川勝雄(武人)が名乗り出て退治した(化け物退治)勝雄が大蛇の首を刎ねたところ、首が落ちた場所が血で沼のようになって池ができた供養の石碑は、昭和27年(1952年...
中越

管領塚(新潟県十日町市)

かんれいづか越後守護の上杉房能(武家)が、守護代の長尾為景(戦国武将)に追われて自刃した地に建つ碑房能は朝靄の中、河原の石を敵軍勢と見誤って自刃したとされる(戦乱)『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.30新潟県十日町市 松之山天水...
大分別府

虎御前の碑(大分県別府市)

とらごぜんのひ実相寺山の頂にある碑領主の大友能直(武家)を頼って虎御前が訪れたとされる亡くなった後に実相寺に葬られ、石碑が建てられた『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.21大分県別府市 実相寺
西讃

朝比奈池跡(香川県善通寺市)

あさひないけあと香川氏の家臣であった朝比奈弥太郎(戦国武将)は、長宗我部との戦いで討死した弥太郎が死んだ場所はため池となったが、落ちて死ぬ者が多かったため、祟りとされた現在、朝比奈弥太郎碑(石碑)が立つ『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店...
庄内

荒川寺 庄内おばこの碑(山形県鶴岡市)

こうせんじ しょうないおばこのひ荒川寺境内にある石碑茶店の看板娘であったおばこは評判の美人であったが、急に家族が亡くなり、供養のため西国へ巡礼した琵琶湖の竹生島へ行く船に乗ったおばこは、龍神に見初められ、自らを犠牲にして船を動かした(人身御...
東信

懐古園 徳川秀忠憩石(長野県小諸市)

かいこえん とくがわひでただいこいいし徳川秀忠が上田城を攻めた時、小諸の城(現:懐古園)で休憩に使った石(腰掛け石)「手箱石」とも言われ、石の上に石碑が建てられている『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.22長野県小諸市 丁(懐古園)