磐座

峡北峡中

当麻戸神社(山梨県韮崎市)

とうまとじんじゃ正月1日に、境内の池にある御供石(磐座)に神饌を置くと、白斑の烏がやって来てついばむさらに烏はそれを新田に持っていき、その置き場所によって農作の豊凶占い、烏飼いの神事(祭礼)がおこなわれる『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川...
奥能登

石仏山(石川県能登町)

いしぼとけやま山中に巨大な岩(磐座)が3つあり、古代祭祀の遺跡とされる現在でも女人禁制の地とされ、霊域として斧などを持ち込むことも禁じられた(禁忌)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.115石川県能登町 柿生
能登南

大穴持像石神社 地震石(石川県羽咋市)

おおなもちかたいしじんじゃ じしんいしこの地方の地震をおさえているとされる霊石祭神の形代である磐座とも言われ、この石を汚すと祟るとされる(祟るもの)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.83日本伝承大鑑:石川県羽咋市 寺家町
加賀

宮村岩部神社(石川県加賀市)

みやむらいそべじんじゃ土塀に囲まれた御神体の神石(磐座)は、川をさかのぼりこの地に遷ってきたとされる本殿はなく、建てると雷鳴が轟いた(慣習の由来)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.74石川県加賀市 宮町
豊前国東

妻垣神社(大分県宇佐市)

つまがきじんじゃ上宮に足一騰宮(一柱騰宮:磐座)がある神武天皇が東征の折(神武東征)に立ち寄り、宇沙津比古・宇沙津比売の兄妹(記紀神話の神)が歓待したこの土地を気に入った神武天皇は、母の玉依姫の御霊を祭ると、玉依姫が姿を現した玉依姫の御霊は...
豊前国東

御許山(大分県宇佐市)

おもとやま豊前一之宮・宇佐神宮の奥宮であり、元宮とされる山頂に3つの巨石(磐座)があり、宇佐神宮の最初の神である三女神(宗像三女神)が天降った(創建伝説)頂上付近は禁足地となっている『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.98大分県宇...
南信

諏訪大社上社本宮 硯石(長野県諏訪市)

すわたいしゃかみしゃほんみや すずりいし信濃一之宮・諏訪大社上社本宮境内にある磐座(諏訪七石の1つ)上部に凹みがあり、そこに溜まる水は涸れることがないとされる『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.96長野県諏訪市 中洲神宮寺
南信

諏訪大社上社本宮 沓石(長野県諏訪市)

すわたいしゃかみしゃほんみや くついし信濃一之宮・諏訪大社上社本宮境内、一の御柱の後ろにある諏訪明神の足跡、あるいは神馬の蹄跡がある(痕が残る石)諏訪七石の1つ(磐座)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.96長野県諏訪市 中洲神宮寺
南信

小袋石(長野県茅野市)

おふくろいし別名「舟つなぎ石」と呼ばれ、この位置まで諏訪湖の水がきていたと言われる(舟繋ぎ伝説)諏訪七石の1つ(磐座)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.95長野県茅野市 宮川
東信

鳴石(長野県立科町)

なるいし石工が割ろうと玄能で叩いたところ、山が鳴動し、火の雨が降り、石屋は死んでしまった(障る石)古代祭祀に使われた磐座であるとされる『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.24日本伝承大鑑 長野県立科町 芦田八ヶ野鳴石