社宝

出雲

長見神社 弁慶願文(島根県松江市)

ながみじんじゃ べんけいがんもんこの地(生誕地)で育った弁慶が出雲を出立する前に、母の生い立ちから自分の出生・成長を記した願文(文書)が社宝として残されている『日本の伝説48 出雲・石見の伝説』(角川書店)p.29島根県松江市 長海町
峡東

鶏冠神社里宮(山梨県甲州市)

けいかんじんじゃさとみや黒川金山(鉱山)のあった鶏冠山山頂に残る神社(奥宮)の里宮にあたる社宝として黄金の鏡が2面奉納されたとあるが、現在は荒廃『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.48山梨県甲州市 塩山一之瀬高橋
佐渡

本覚寺 袖ヶ沢霊蹟(新潟県佐渡市)

ほんがくじ そでがさわれいせき日蓮の説法の折、一人の美しい女性が衣(衣類)の左袖を差し出して題目を書いてもらったその女性は七面天女であり、この袖は安芸国の厳島神社(一之宮)の弁財天社に降ってきて社宝となっている『日本の伝説9 佐渡の伝説』(...
河内

玉祖神社 一節切の笛(大阪府八尾市)

たまのおやじんじゃ ひとよぎりのふえ大和から河内へ通い、女と逢瀬を重ねていた在原業平が、逢い引きのため笛の音を合図とした飯を自分で盛る女に興醒めした業平は、この神社に使っていた一節切の笛(楽器)を置いて立ち去った現在社宝として保管されている...
奥能登

須須神社(石川県珠洲市)

すずじんじゃ源義経一行が奥州へ逃れる折に嵐に遭ったが、この神社に祈願するとたちまち止んだお礼として義経は蝉折の笛(楽器)、弁慶は守り刀(刀剣)を奉納し、社宝となっている『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.128日本伝承大鑑:...
能登南

伊夜比咩神社(石川県七尾市)

いやひめじんじゃこの付近に猿鬼という鬼が暴れていたが、この神社のお告げにより時の天皇が左大将義直(廷臣)を下向させ退治した(化け物退治)猿鬼は頭に角が1本生えていたが、退治された後角が神社に奉納された(社宝)『日本の伝説12 加賀・能登の伝...
丹後

宇良神社(京都府伊根町)

うらじんじゃ通称・浦島神社水江の浦嶋子(浦島太郎)を祀る玉手箱や乙姫の小袖など宝物(社宝)が残る『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.128日本伝承大鑑 京都府伊根町 本庄浜