神仏の避難

橿原桜井天理

興福寺 八釣山地蔵(奈良県橿原市)

こうふくじ やつりやまじぞう仏法を嫌った物部守屋が橘寺の東金堂を焼き討ちにした時、そこに祀られていた地蔵自らが飛んで天香具山の頂上に逃げた(神仏の避難)後にそれを知った聖徳太子が山の麓に寺を建てて祀った『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書...
前橋伊勢崎

長松寺 矢落観音(群馬県吉岡町)

ちょうしょうじ やおちかんのん船尾山の寺が平常将(地方豪族)によって焼け落ちた時、ある僧兵が本堂にあった観音像を矢に結びつけて遠くへ放った(神仏の避難)飛んでいった仏像は、桑摘みをしていた少女の背中の籠(農具)にすっぽりと収まり、その縁で祀...
八尾河内長野

千手寺(大阪府東大阪市)

せんじゅうじ笠置山で修行していた役行者が、怪光に導かれてこの地にたどり着くと千手観音が顕現したため、この地に寺院を建立した(創建伝説)惟喬親王が起こした乱の際に堂宇が焼失したが、本尊の千手観音は自ら池に飛び込んで難を逃れた(神仏の避難)その...
長岡魚沼

椎谷観音堂(新潟県柏崎市)

しいやかんのんどうかつて本堂が火事で全焼した時、本尊の黄金仏(仏像)が飛び出し、佐渡の方へ消え去った(神仏の避難)ちょうどその時、佐渡のある夫婦の間に男児が生まれ、その聡明さが評判になった7年後新しい本堂が完成した時、男児は黄金仏の化身であ...
中津宇佐国東

内野観音堂 聖観音立像(大分県豊後高田市)

うちのかんのんどう しょうかんのんりつぞう六郷満山の本山本寺であった高山寺の本尊(仏像)比叡山を越える繁栄ぶりを嫉妬した尼僧が放火した(火事)本尊は空高く飛び上がって焼失を免れたが、大きく焼け跡が残った(神仏の避難)現在は小田原の小堂に安置...