大隅吾平山上陵 稚児の滝(鹿児島県鹿屋市) あいらさんりょう ちごのたき御陵の岩屋近くにある滝継母が継子を捨てようと滝の上に誘い(継子殺し)、いつもより優しい態度で接した奇異に感じた継子は、隠れて継母の帯に自分の帯を硬く結びつけておいた継母は頃合いを見て継子を突き落としたが、帯が結ば... 2025.08.24大隅
備後青目寺(広島県府中市) しょうもくじ七ツ池の大蛇が、寺の小僧(稚児)を襲って呑み込むなどの害が出た住職(僧侶)が火薬(鉄砲火薬)を詰めた藁人形を呑み込ませて、大蛇を爆殺した(化け物退治)この大蛇の頭骨が安置されている『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.9... 2025.05.26備後
備後七ツ池(広島県府中市) ななついけ雄の大蛇が池に棲んでおり、蛇円山の雌の大蛇がたびたび会いに来た雌の大蛇の移動で田畑が荒らされたため、ある武士が退治した残された雄の大蛇はさらに暴れ、青目寺の小僧(稚児)を食い殺すなどしたので、住職(僧侶)によって殺された(化け物退... 2025.05.26備後
安芸竹林寺(広島県東広島市) ちくりんじ八千代という女性が子宝を祈願して竹林寺へ通うと、満願の日に堂の中から童子(稚児)が現れて玉を授けた別説では、八千代は寺からの帰りに戯れに生えていた筍に恋歌(和歌)を詠んだところ懐妊したともその後八千代は男児を出産、子供は自ら「我は... 2025.05.25安芸
洛外梅若塚(京都市西京区) うめわかづか金蔵寺の途中、不動堂の境内にある後に金蔵寺の住持となる桂海(僧侶)が延暦寺にいた時、三井寺の稚児だった梅若と懇ろとなり、梅若が出奔する騒ぎとなるこれが両寺のいさかいとなり、それを苦にした梅若が入水したため、桂海が供養塔を建てた『... 2024.12.22洛外
洛外兒神社(京都市右京区) ちごじんじゃ広沢池のほとりにある池のそばにあった遍照寺の住職・寛朝(名僧)が亡くなった後、その稚児の一人が池に身を投げた稚児が文殊の化身であり、後に村人の夢枕に立って祀るよう告げた(夢告)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.87京都... 2024.12.20洛外