西毛

稲含神社(群馬県甘楽町秋畑)

いなふくみじんじゃ祭神の豊稲田姫(その他の神々)はインドから来た神(来訪神)で、口に種を含んで稲を日本に伝来させたその秘密を守るため、かつて氏子は稲作をおこなわなかった(禁忌:作物の俗信)榛名神とはインドから来た姉妹であったが仲違いをしたた...
北薩

稲穂神社(鹿児島県薩摩川内市)

いなほじんじゃ川内川を舟(船)で下ってきた人があったが、この淵で遭難して村人に助けられた助けたお礼に稲穂をもらったが、それを植えると毎年大豊作となった後にこの助けた人が瓊瓊杵尊であったことが分かり、助けた淵近くに社を建てた(創建伝説)『日本...
佐渡

多田弁天岬 三助・お菊いこいの地(新潟県佐渡市)

おおだべんてんみさき さんすけ・おきくいこいのち継母によって追われた土佐の三助は、生みの母が入れた籾と鍬・鎌(農具)と共に佐渡に漂着した三助は、能登から流されたお菊(早苗)と出会い、夫婦となって佐渡で初めての米(稲)を作った(起源伝説)『日...
能登南

八幡佐太神社(石川県羽咋市)

やわたさたじんじゃ飢饉年の冬に田んぼで一株の稲穂を発見し、田の神として祀ったところ豊作となった現在でもその稲穂が御神体となる(神仏霊験譚)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.93石川県羽咋市 三ツ屋町
島尻

受水走水(沖縄県南城市)

うきんじゅ はいんじゅ1羽の鶴が稲穂を咥えて飛んでいたが、暴風によってカラオカワ(浜川御嶽)に落ちた開闢神アマミキヨ(琉球の神)が芽の出た稲を見つけ、この地に植え替えて育てた沖縄で最初に出来た田とされる(起源伝説)『日本の伝説2 沖縄の伝説...