空海

南信

塩の湯(長野県大鹿村)

しおのゆ鹿塩七不思議の1つとされる温泉村人の困苦を憐れんだ空海が岩場を杖で突いて湧き出た塩水一説では、鹿が傷を治しているのを見て発見したともされる『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.109長野県大鹿村 鹿塩
南信

逆さ銀杏(長野県大鹿村)

さかさいちょう鹿塩七不思議の1つとされる銀杏の木空海がこの地を訪ねた時、杖を挿したものが根付いたとされる皮を煎じて飲むと乳の出が良くなるとされる(授乳の俗信)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.108長野県大鹿村 鹿塩入沢井
南信

七蔵寺 子持ち桂(長野県辰野町)

しちぞうじ こもちかつら七蔵寺境内にある桂の木空海が巡錫中、杖を挿したものが根付いたとされる枝葉を煎じるか、身につけておくと子宝に恵まれるとされる(子授の俗信)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.100長野県辰野町 辰野
南信

弘法大師の手つき石(長野県諏訪市)

こうぼうだいしのてつきいし別名・神力手石諏訪大社上社本宮に隣接する、神宮寺跡にある空海が手をついた痕が残る(痕が残る石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.95長野県諏訪市 中洲神宮寺
中信

洞光寺 犬石(長野県松本市)

とうこうじ いぬいし洞光寺の旧本堂の横にある石山犬(狼)の害に困っていた里人のため、空海が山犬の頭を触ったところ石と化した(化身した石)脇にあるのは空海袈裟掛けの松の木跡『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.73長野県松本市 刈谷原町
北信

小菅神社 御座石(長野県飯山市)

こすげじんじゃ ございし小菅神社奥社への参道沿いにある石(腰掛け石)役行者や空海が参拝の折に座ったとされる石には凹みがあり、杖の先がめり込んだものと言われる(痕が残る石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.57長野県飯山市 瑞穂
洛外

矢取地蔵(京都市南区)

やとりじぞう神泉苑の雨乞いで敗れたため、空海を憎んだ守敏は、矢を射て殺害しようとしたその時一人の僧が身代わりとなって肩に矢を受けたが、それが地蔵の化身であった(身代わりの神仏)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.70京都市南区 唐橋...
洛中

神泉苑(京都市中京区)

しんせんえん空海と守敏が祈雨の法力の競争をした場所(雨乞い伝説)守敏が妨害したため、空海が祈祷しても雨が降らなかった空海はインドから善女龍王(龍)を召喚して山城国全域に雨を降らせた小野小町は和歌を詠んで、静御前は舞を舞って、それぞれ雨を降ら...