空海

峡北峡中

饅頭峠(山梨県韮崎市)

まんじゅうとうげ空海あるいは7人の山伏(行者山伏)がここを通った時、峠の茶店(店舗)で饅頭(菓子)を所望した店の婆が石なので食べられないと断ったが、その後饅頭は全て石に変わっていた(化身した石)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p....
峡北峡中

独鈷ノ井戸(山梨県南アルプス市)

とっこのいど空海が独鈷杵(金剛杵)で地面を突いて湧き出てきた湧水日照りの時でも涸れない井戸とされ、地名の由来となっている『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.62山梨県南アルプス市 清水
峡北峡中

法善寺 龍宮井泉(山梨県南アルプス市)

ほうぜんじ りゅうぐうせいせん境内にある湧水で、その底が龍宮に繋がっているとされる空海がこの池で雨乞いをしたところ、龍が空を駆けて周辺の村々に雨が降った(雨乞い伝説)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.61山梨県南アルプス市 加賀...
峡北峡中

清澤寺 雨乞い弁天(山梨県甲斐市)

せいたくじ あまごいべんてん空海が護摩の灰で造ったという弁財天の像(神像)夏の日照りの時は、この像を輿に担いで弁天沼まで行き祭事をおこなうと雨が降った(祈雨)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.58山梨県甲斐市 天狗沢
佐渡

蓮華峰寺(新潟県佐渡市)

れんげぶじ佐渡が京都の海上の鬼門に当たるため空海が開山し、小比叡山と名付けた(創建伝説)寺を囲む8つの峰から蓮華峰寺の名が付いた(名称の由来)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.112新潟県佐渡市 小比叡
佐渡

岩屋山石窟(新潟県佐渡市)

いわやさんせっくつ空海作とされる磨崖仏のある洞穴外海府の岩谷口洞窟まで続いており、この洞窟から入った犬が出てきたとされる『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.110新潟県佐渡市 宿根木
佐渡

岩谷口洞窟 弘法大師の投げ筆(新潟県佐渡市)

いわやぐちどうくつ こうぼうだいしのなげふで空海が投げた筆が、洞穴内に南無阿弥陀仏を書いたとされ、名号が彫られている実際は弾誓上人(名僧)の書いた名号を、江戸後期に彫ったものであるこの洞穴は、宿根木の岩屋山と繋がっており、宿根木から入った犬...
佐渡

影の神(新潟県佐渡市)

かげのかみ佐渡の霊峰である金北山の祠の影を、日の出(太陽)と共に映し出す巨岩として名が付いた(地名の由来)神様がこの集落に住む娘を好きになり、使いの牛をやって嫁に来るよう頼んだ娘は承知せず、返事がもらえない牛は帰れず、そのまま石となってしま...
佐渡

白島(新潟県佐渡市)

しろしま羽の生えた多くの白馬(霊獣)が空から舞い降りてきたとされる島馬はこの島で白い糞をしてそれを足で踏み固めたため、島全体が白くなり、また馬の蹄跡が残った(痕が残る石)空海の護摩壇跡が残る女人禁制の島とされる『日本の伝説9 佐渡の伝説』(...
河内

光林寺(大阪府交野市)

こうりんじ空海が獅子窟で修行していた時、秘法を唱えると、北斗七星が3つに割れて降臨したうちの1箇所とされる本堂横に降臨した影向石がある『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.101日本伝承大鑑:大阪府交野市 星田