竹藪

東毛

長楽寺開山堂 牛石・逆さ竹(群馬県太田市)

ちょうらくじかいざんどう うしいし・さかさたけ世良田の長楽寺の開山に招かれた栄朝禅師(名僧)が乗ってきた牛が倒れてそのまま石となった(化身した石)また栄朝禅師が使っていた竹の杖を境内の地面に挿したところ、根付いて竹藪となった『日本の伝説27...
佐渡

矢島(新潟県佐渡市)

やじま矢竹(竹藪)を産出したので名が付いた島(地名の由来)源頼政の鵺退治の際に使われた矢もここの竹で作られたものとされる『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.106新潟県佐渡市 小木
北摂

大念寺 黄金竹(大阪府茨木市)

だいねんじ おうごんちく藤原鎌足を葬っていたが、その首級だけを多武峰に埋葬したそのため、この地に生える竹(竹藪)は、上部だけが枯れるようになった(変種の起源)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.110日本伝承大鑑:大阪府茨木市 安威
大阪

崇禅寺(大阪府大阪市東淀川区)

そうぜんじ正徳5年(1715年)に起こった、大和郡山藩の遠城兄弟が生田伝八郎の返り討ちに遭った崇禅寺馬場の仇討ちの舞台ここで返り討ちに遭った遠城兄弟の墓所がある墓の横には、遠城兄弟の供養に訪れた身内の者が挿した杖が成長した“みよりの竹”(竹...
広島廿日市

野貝原山 塔岩(広島県廿日市市)

のがいばらやま とういわ“のうが高原”の巨石群の1つで、複数の巨石が重なってできた、高さ15m以上の奇岩怪石元日(正月)にこの岩の上で鶏が鳴くのを聞いた者は死ぬとされ、集落で鶏を飼う者はなかった(禁忌)岩の下には柿本人麻呂を祀る祠がかつてあ...
東葛飾

八幡の藪知らず(千葉県市川市)

やわたのやぶしらず不知八幡森とも呼ばれる一度入ると出られなくなる、入ると祟りがあるとされる禁足地の竹藪徳川光圀が中に入って異人と遭遇し、警告を受けた平将門を討った平貞盛(地方豪族)が、将門の死門に当たる地として陣を張った平将門の首を守った家...
下越

鳥屋野の逆さ竹(新潟県新潟市中央区)

とやののさかさだけ越後七不思議の1つ親鸞がこの地で布教していた時、竹の杖を地面に挿したところ、根付いて竹藪に成長した杖を逆さにして挿したので、枝や葉が逆さの状態で生える『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.96新潟県新潟市中央区 鳥...
洛外

勝林院(京都市左京区)

しょうりんいん大原問答でこの地を訪れた法然が腰掛けた腰掛け石がある法然に付き添った熊谷直実(蓮生)が待った腰掛け石がある蓮生が万一の場合にと持ってきた鉈(刃物)を法然が捨てさせた「鉈捨て藪(竹藪)」の跡がある『日本の伝説1 京都の伝説』(角...