絵師

奈良宇陀

神波多神社(奈良県山添村)

かみはたじんじゃある旅の僧が10日ほど滞在し、神社の壁に牛の絵(絵画)を残したその絵の牛が夜な夜な出てきて田を荒らすため、僧を探して、木と縄を描かせて外に出ないようにさせた(動く絵や像)その僧は狩野元信という絵師であったとされる『日本の伝説...
奈良宇陀

龍象寺(奈良県奈良市)

りゅうぞうじ近くの池に龍が棲んで人を襲うので、人々が騒いでいると、一人の武人が退治しようと池に潜った龍は武人を掴んで空へ飛んだが、やがて空からズタズタに斬られた死骸が落ちてきた龍の死骸を集めて葬ったのが龍象寺の始まりとされ(創建伝説:名称の...
金沢

夕日寺観音堂 麦食い絵馬(石川県金沢市)

ゆうひでらかんのんどう むぎくいえま矢田広貫(絵師)が描いた絵馬馬が夜な夜な抜け出して麦を食うため、矢田が絵に杭を描いて出られなくした(動く絵や像)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.25石川県金沢市 夕日寺町
村山

慈恩寺 絵馬(山形県寒河江市)

じおんじ えま郷目右京進貞繁(絵師)が描いた、馬の絵夜ごと絵馬を抜け出して近隣の豆畑を荒らしたので、右京進に頼んで手綱を描いてもらい、外に出られなくした外に出られなくなった馬は夜ごといななき、村人は寝られなくなったという(動く絵や像:喋る物...
洛外

宅間塚(京都市右京区)

たくまづか絵仏師(絵師)の宅間勝賀は、明恵上人の説法を聴聞するために春日明神と住吉明神が度々訪れることを聞いたその姿を絵に写した帰り道、この地で神罰(罰を与える)として落馬して亡くなった『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.83日本伝...