西毛興禅寺 白龍の井戸(群馬県高崎市) こうぜんじ はくりゅうのいど開山の際、泉から白龍が現れて「寺を興せ」と言って昇天した(創建伝説)高崎城内にあった時、棲み着いた龍が美女に化けて若侍をたぶらかしたが、念仏を唱えると美女は消えた現在地に移転後も井戸の底に龍は棲み続け、大火事の際... 2025.09.29西毛
出雲岩根寺(島根県出雲市) いわねじ子を授かるようにこの寺に願掛けをして得たのが吉祥姫という美しい娘であった光仁天皇は出雲の地に立派な姫がいるとの夢を見ると(夢告)、枕元に履と絵が置かれてあった使者が出雲に向かい、足の大きさが履物と同じで絵画にそっくりの吉祥姫を見つけ... 2025.09.04出雲
出雲美人塚(島根県松江市) びじんづか美人の妻の絵(絵画)が風に飛ばされ、京の都の帝(将軍)の目にとまり、むりやり妻が召し出された(悲恋伝説)端午の節句にだけ菖蒲売りが御所に出入り出来ると聞いて、夫は京へ上った菖蒲売りの声を聞いて夫と悟り、2人は再会することが出来たそ... 2025.09.03出雲
峡北峡中常光寺 杉戸の松(山梨県韮崎市) じょうこうじ すぎとのまつ建長寺の僧侶に化けた狸が訪れ、庭の松を見て間もなく枯れるので絵を描こうと申し出た狸僧は自らの尻尾を使って、方丈の杉戸(建具)に松の絵(絵画)を描いた『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.68山梨県韮崎市 清... 2025.08.09峡北峡中
奥能登覚皇院(石川県輪島市) かくこういん狢が無住の寺に棲み着き、経を覚え僧侶に化けて信心を集めたが、犬に襲われて正体を現したその狢和尚が描いた達磨大師の絵画が残されている『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.142石川県輪島市 門前町広瀬 2025.06.23奥能登
金沢道入寺(石川県金沢市) どうにゅうじ臨月で亡くなった妊婦の幽霊が毎夜飴を買って帰った(飴買い幽霊)妊婦の墓を掘り返すと赤子が飴を舐めており、その後赤ん坊は出家して7代目の住職として寺を継いだ(生誕伝説)7代目住職は円山応挙に幽霊画(絵画)を描いてもらって朝夕礼拝し... 2025.06.14金沢
西讃銭形砂絵(香川県観音寺市) ぜにがたすなえ寛永通宝(貨幣)を模した、砂で出来た絵画藩主の生駒高俊(大名)が巡察する際、歓迎の意を示すために村人が一夜で造り上げた(一夜作り伝説)これを見ると金に不自由しないといわれる(金運)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.7... 2025.03.04西讃
丹波鬼ヶ茶屋(京都府福知山市) おにがちゃや藤原保昌の子孫が営んでいた茶屋(店舗:今は営業しておらず)酒呑童子の物語が描かれた襖絵(絵画)が残る『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.108京都府福知山市 大江町仏性寺 2024.12.22丹波