継子殺し

奈良宇陀

小太郎岩(奈良県曽爾村)

こたろういわ標高700mから約200m垂直な断崖が続く道観長者(あるいは八幡長者)の息子・小太郎は、財産目当ての継母に命を狙われていた(継子殺し)ある時継母は断崖へ小太郎を誘い、突き落とそうとしたが、誤って自分が転落してしまった(因果応報譚...
前橋伊勢崎

大沼(群馬県前橋市)

おおぬま高野辺家成という公家が無実の罪で上野国に流され、そこで3人の娘と1人の息子をもうけたその後、継母と3人の娘が一緒に暮らしたが、継母は弟と謀って一番上の淵名姫を殺した(継子殺し)次姉の赤城姫は赤城山に逃れ、大沼の龍神に助けられた後、跡...
薩摩川内出水

鳥追の杜(鹿児島県薩摩川内市)

とりおいのもりこの地を治めていた日暮長者は家人の口車に乗せられ妻と離縁して後妻をもらい、その後訴訟のため10数年土地を離れた夫の不在中、後妻は、先妻の2人の子に鳥追舟に乗って雀を追う役目を負わせ虐待した(継子殺し)これを知った先妻が川向こう...
鹿屋垂水曽於

吾平山上陵 稚児の滝(鹿児島県鹿屋市)

あいらさんりょう ちごのたき御陵の岩屋近くにある滝継母が継子を捨てようと滝の上に誘い(継子殺し)、いつもより優しい態度で接した奇異に感じた継子は、隠れて継母の帯に自分の帯を硬く結びつけておいた継母は頃合いを見て継子を突き落としたが、帯が結ば...
佐渡

多田弁天岬 三助・お菊いこいの地(新潟県佐渡市)

おおだべんてんみさき さんすけ・おきくいこいのち継母によって追われた(継子殺し)土佐の三助は、生みの母が入れた籾と鍬・鎌(農具)と共に佐渡に漂着した三助は、能登から流されたお菊(早苗)と出会い、夫婦となって佐渡で初めての米(稲)を作った(起...
八尾河内長野

久修園院(大阪府枚方市)

くしゅうおんいん藤原高房(藤原氏)が西国の任地へ赴く際、淀川(河川)のほとりで捕まえられた亀を助けてやった後日、高房の幼子を殺そうと、継母がわざと川へ落として助けを求めた(継子殺し)高房が神仏にすがろうと久修園院に伏し拝むと、子を背に乗せた...
八尾河内長野

明光寺 首なし地蔵(大阪府寝屋川市)

みょうこうじ くびなしじぞう家を追われた鉢かづき姫(初背姫:伝承の女性)は継母に命を狙われた(継子殺し)姫の身代わりとなって危難を救った地蔵とされる(身代わりの神仏)姫の父親である寝屋長者の信仰が篤く、亡母も月参りを欠かさなかった地蔵とされ...
七尾羽咋

蛇池(石川県羽咋市)

じゃいけ?大蛇が棲む底なしの池と言われ、池に入ると尻を抜かれる長者が植えたところ、千石もの実が採れたという豆の木を抜いた跡にできた池とされる別伝では継子に炒り豆を与えて植えさせたところ1粒だけ生豆があり、それが巨木となった(継子殺し)『日本...
金沢

法然寺 お銀小金の墓(石川県金沢市)

ほうねんじ おぎんこきんのはか法然寺境外にある墓所実の子である妹の小金を可愛がる継母は、継子である姉のお銀を殺そうとするが、姉を慕う妹がそれを助けた犀川の河原に掘られた穴に突き落とされたお銀は溺死し、それを追って小金も穴の中に飛び込んで亡く...
一宮小牧瀬戸

常観寺 お釜地蔵(愛知県江南市)

じょうかんじ おかまじぞう後妻が継子を釜(鍋釜)で煮殺そうとしたところ、地蔵尊が子供を救い出した(継子殺し)改心した継母は尼となり、釜を買い取り、それで地蔵を鋳造した(仏像)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.18愛知県江南市 小折...