峡南弁当石(山梨県南部町) べんとういし巡錫中の日蓮が集落に立ち寄って大石の上で休憩した(腰掛け石)老婆が中食(料理)を供したので、お礼に手拭い(織布)に題目を書いて授けた(手拭い曼荼羅:現存せず)この大石を弁当石と呼び、老婆の家は屋号を「べっとうし」とされた(民家の... 2025.08.12峡南
能登南晒井神社(石川県志賀町) さらしいじんじゃ水に難儀している住民を憐れんだ空海が、杖を突いて水を出した差し出された布で空海が手を拭くと、布(織布)が白くなったこの湧水で布を晒して出来るようになったのが、名産の志賀晒しとされる(起源伝説)『日本の伝説12 加賀・能登の伝... 2025.06.19能登南
外房お万布ざらし(千葉県勝浦市) おまんぬのざらし八幡岬公園内にある正木頼忠の勝浦城が落城した際、幼い姫らは断崖に白布(織布)を垂らしてそれを伝い下りて難を逃れた(落城伝説)姫は後に徳川家康の側室・お万の方となった『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.71千葉県勝浦市... 2025.04.27外房
上越浄善寺 扇屋渋々宿御旧跡(新潟県上越市) じょうぜんじ おうぎやしぶしぶやどごきゅうせき一夜の宿を請うた親鸞であるが、頼まれた扇屋は断った親鸞は軒下の石を枕に寝たが、その読経を聞いた扇屋は改心して帰依するようになった別れ際に形見を頼むと、親鸞が宙に名号を書き、その文字が手ぬぐい(織... 2025.03.31上越
臼杵佐伯俵積神社(大分県豊後大野市) たわらづみじんじゃ境内奥の巨石は、綿を詰めた俵、あるいは沈んだ船に積んであった米俵が石になった(化身した石)景行天皇が当地の土蜘蛛を退治し、村の者が布(織布)を献上したため、この地に神社を勧請した『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p... 2025.03.15臼杵佐伯