磯城高市市杵島神社(奈良県田原本町) いちきしまじんじゃ金春という猿楽師(能狂言師)がこの地に住んでおり、そこに1枚の公達の面が天から落ちてきた平家の公達であった平敦盛(平氏)が16歳で討ち死にしていることから、この面は十六と呼ばれたこの面を着けると発狂するとされ(祟り)、金春... 2025.11.14磯城高市
磯城高市面塚(奈良県川西町) めんづか結崎清次(後の観阿弥:能狂言師)が御前能成功を祈願して糸井神社に参拝した天から1枚の翁面とネギ(果菜)が降ってくる夢を見て(夢告)、実際にそれらが落ちていたので塚を築いた清次はこの面を着けて能を演じて褒美を貰い、ネギは“結崎ねぶか"... 2025.11.13磯城高市
峡東遠妙寺 漁翁堂(山梨県笛吹市) おんみょうじ りょうおうどう殺生禁断の笛吹川で鵜飼をしていた勘作という漁夫が捕らえられ、簀巻きにされて処刑された(禁を犯す)勘作の幽霊が度々現れたが、旅の僧(日蓮)が河原の石に法華経を一字ずつ書いて供養して草庵を建てた(創建伝説)この物語を... 2025.08.05峡東
佐渡正法寺 世阿弥の腰掛け石(新潟県佐渡市) しょうぼうじ ぜあみのこしかけいし佐渡に配流となった世阿弥(能狂言師)の配所なった寺院境内に世阿弥が座ったとされる腰掛け石がある『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.34新潟県佐渡市 泉 2025.07.28佐渡
佐渡正法寺 神事面べしみ(新潟県佐渡市) しょうぼうじ しんじめんべしみ別名・雨乞いの面旱魃に苦しむ村人のため、世阿弥(能狂言師)が雨乞いの舞を舞った時に着けた面(雨乞い伝説)旱魃の際に、この寺宝の面を借り受けて雨乞い(祈雨)に使った『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.33... 2025.07.28佐渡
奥能登諸橋稲荷神社(石川県穴水町) もろはしいなりじんじゃ加賀宝生流の祖である諸橋権之進(能狂言師)が能太夫を務めていた神社権之進が海中より現れた“潮吹きの尉面”を奉納した『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.111石川県穴水町 前波 2025.06.20奥能登
奥能登太夫の森(石川県穴水町) だゆうのもり海岸沿いにある丘で、加賀宝生流の祖とされる諸橋権之進(能狂言師)の屋敷跡といわれる叢林『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.111石川県穴水町 前波 2025.06.20奥能登