腰掛け石

安房

西行寺(千葉県館山市)

さいぎょうじ西行の妻・呉葉の前が、諸国行脚する夫の後を追ってこの地で病死、葬られた後にこの地を訪れた西行は妻の死を憐れんで堂宇を修復して西行寺とした(創建伝説)境内には西行の腰掛け石がある『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.91千葉...
日田竹田

籾山八幡社(大分県竹田市)

もみやまはちまんしゃ景行天皇が土蜘蛛退治の際に戦勝祈願した三柱の神の一つ直入物部神を祀る景行天皇の腰掛け石が記念碑の上に置かれている『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.53大分県竹田市 直入町長湯
大分別府

萬弘寺 用明天皇御腰掛石(大分県大分市)

まんこうじ ようめいてんのうおこしかけいし萬弘寺境内にある腰掛け石即位前の用明天皇が九州を回っていた時、この地で病となり、この石に腰掛けて休んだとされる豊国法師(名僧)の加持祈祷で快癒、病気平癒の祈願所として息子の聖徳太子によって萬弘寺が建...
高松坂出

▲神楽石(香川県坂出市)

かぐらいし日本武尊が西へ赴く途中、櫃石島へ立ち寄り休息した浜(浜海岸)にある大きな石に腰掛けて休憩していると(腰掛け石)、島の住民が神楽を舞って歓待した『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.105香川県坂出市 櫃石
村山

御所の休み石(山形県尾花沢市)

ごしょのやすみいし順徳上皇が当地へ辿り着いた時、民家に水を求め、庭の石に腰掛けた(腰掛け石)その後、石を神社に移動して祀った『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.67山形県尾花沢市 野黒沢
村山

炭焼き藤太の腰掛け石(山形県中山町)

すみやきとうたのこしかけいし八坂神社境内にある腰掛け石炭焼き藤太(長者)が寒河江へ炭を売りに行く途中、腰を掛けて休憩したとされる(炭焼き長者)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.41山形県中山町 長崎
村山

対面石(山形県山形市)

たいめんいし慈覚大師円仁が、立石寺建立のために、盤司盤三郎(伝承の男性・猟師)と対面して交渉したとされる岩(腰掛け石)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.38山形県山形市 山寺
村山

慈覚大師の休石(山形県山形市)

じかくだいしのやすみいし二口峠を越えて出羽に来た慈覚大師(円仁)が、腰掛けて休んだ石(腰掛け石)休石という地名の由来となった『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.36山形県山形市 下東山
南信

沓掛石(長野県辰野町)

くつかけいし旧中山道沿いにある日本武尊が東征からの帰途の折、この石で休憩し、靴の紐を締め直しとされる(腰掛け石)石のくぼみに水が溜まっており、これが乾くと雨が降る『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.99長野県辰野町 小野
中信

二僧塚(長野県白馬村)

にそうづか西行が立ち寄った寺院の、東庵と西庵のいずれの庵主も辞世の句(和歌)を書き付けて亡くなっていた感銘した西行がこの二僧侶を懇ろに葬った塚とされる南隣に「西行の腰掛け岩」と呼ばれる巨石がある(腰掛け石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川...