腰掛け石

金沢

才田御亭山古墳(石川県金沢市)

さいだおちんやまこふん蓮如に美しい景色を見てもらおうと土盛りしたと言われる(実際は古墳時代の円墳)蓮如が挿した箸が榎の大樹となっている山頂にある石は蓮如の腰掛け石とされる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.26石川県金沢市 ...
広島廿日市

多家神社(広島県府中町)

たけじんじゃ別名・埃宮(えのみや)神武東征の途中に一行が立ち寄り、しばらく滞在した地とされる上陸した神武天皇が土地の者に対して「誰であるか」と尋ねたことから名付けられた誰曽廼森(叢林)がある旧社地には神武天皇の腰掛け石が残されている『日本の...
広島廿日市

宮島さん石(広島県広島市安芸区)

みやじまさんいし川の中の巨石であったが河川工事で破壊され、工事関係者に変事(祟る物)があったために破片だけが残された出雲から戻ってきた市杵島姫命(宗像三女神)がこの地で急に産気付き、この石の上で伏した(腰掛け石)安産の神として祀られている『...
名古屋

七所神社 日本武尊腰掛石(愛知県名古屋市中村区)

しちしょじんじゃ やまとたけるのみことこしかけいし東征から戻り伊吹山へ向かう途中、日本武尊が休憩に使った腰掛け石『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.23愛知県名古屋市中村区 岩塚町上小路
名古屋

浜神明社 西行腰掛石(愛知県名古屋市瑞穂区)

はましんめいしゃ さいぎょうこしかけいし熱田神宮の二十五丁橋から逃げてきた西行が一休みした腰掛け石『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.12愛知県名古屋市瑞穂区 塩入町
安房

西行寺(千葉県館山市)

さいぎょうじ西行の妻・呉葉の前が、諸国行脚する夫の後を追ってこの地で病死、葬られた後にこの地を訪れた西行は妻の死を憐れんで堂宇を修復して西行寺とした(創建伝説)境内には西行の腰掛け石がある『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.91千葉...
日田竹田

籾山八幡社(大分県竹田市)

もみやまはちまんしゃ景行天皇が土蜘蛛退治の際に戦勝祈願した三柱の神の一つ直入物部神を祀る景行天皇の腰掛け石が記念碑の上に置かれている『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.53大分県竹田市 直入町長湯
大分別府

萬弘寺 用明天皇御腰掛石(大分県大分市)

まんこうじ ようめいてんのうおこしかけいし萬弘寺境内にある腰掛け石即位前の用明天皇が九州を回っていた時、この地で病となり、この石に腰掛けて休んだとされる豊国法師(名僧)の加持祈祷で快癒、病気平癒の祈願所として息子の聖徳太子によって萬弘寺が建...
高松坂出

▲神楽石(香川県坂出市)

かぐらいし日本武尊が西へ赴く途中、櫃石島へ立ち寄り休息した浜(浜海岸)にある大きな石に腰掛けて休憩していると(腰掛け石)、島の住民が神楽を舞って歓待した『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.105香川県坂出市 櫃石
村山

御所の休み石(山形県尾花沢市)

ごしょのやすみいし順徳上皇が当地へ辿り着いた時、民家に水を求め、庭の石に腰掛けた(腰掛け石)その後、石を神社に移動して祀った『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.67山形県尾花沢市 野黒沢