備後

菅霹靂神社(広島県三原市)

すがへきれきじんじゃ川辺臣(廷臣)が軍船建造のために安芸国へ遣わされ、霹靂(雷神)の木を用材に伐ろうとした反対を押し切って伐ると激しい雷雨に襲われたが、川辺臣は剣を天に向かって上げ、雷神が民を傷つけることを戒めた雷神の祟りを怖れた人々が船材...
安芸

江田島八幡宮 古鷹神社(広島県江田島市)

えたじまはちまんぐう ふるたかじんじゃかつて古鷹山山頂にあった、百合若大臣とその飼っていた鷹を祀る神社嵐で難儀する船を鷹となって助けたり、帆を下ろさず通る船を沈めるなどの霊験を示した(神威を見せる)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)...
東三河

仏島(愛知県蒲郡市)

ほとけじま満潮時には波間に隠れてしまう、周囲を岩礁で囲まれた無人島石塔を運んでいた船が島の近くで突然沈み、船乗りの兄弟が島に向かって泳ぎだした島を見ると、何体かの白衣の亡者(幽霊)が手招きしており、怖くなった兄弟はからがら浜へ逃げ泳いだ後日...
北総

甚兵衛渡し(千葉県成田市)

じんべいわたし印旛沼にある渡し場跡で、昭和43年(1968年)まで利用されていた佐倉惣五郎(義民)が江戸へ訴状を出しに行く際、この渡しを使った渡し守の甚兵衛は藩の禁を破って惣五郎を船に乗せ、その後で沼で自害した(地名の由来)『日本の伝説6 ...
東葛飾

下総国分寺 三人地蔵(千葉県市川市)

しもうさこくぶんじ さんにんじぞう大正2年(1913年)、遠足に来た都内湯島の小学生が、江戸川の渡し船の転覆事故(水難)で3人亡くなった(子女受難)それを供養するために造られた地蔵(里見公園より境内に設)『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書...
中越

女﨟ヶ瀬(新潟県三条市)

じょろうがせ五十嵐川(河川)が信濃川に合流する地点の瀬三条左衛門(伝承の男性)と京都で懇ろとなった白拍子の白菊が、左衛門を追って三条まで来たしかし会うことが叶わず、白菊は悲観して川瀬に身を沈めて死んだその後、この瀬を通る船が立ち往生し、川底...
豊前国東

柁鼻神社(大分県宇佐市)

かじばなじんじゃ神武天皇の東征(神武東征)において、宇佐に最初に上陸したとされる地にある神社神功皇后の三韓征伐の際、この地で軍船を造り、柁鼻の神を祀ったとされる勅使として宇佐神宮へ神託を受けるために来訪した和気清麻呂が上陸した地近くに“舟繋...
臼杵佐伯

長良神社(大分県佐伯市)

ながらじんじゃ土佐から船で佐伯へ渡った僧侶が、佐伯の港に近づくと荒れた海へ飛び込んだ船頭が見ると、水面を白蛇が岸を目指して泳いでいたその後、蛇が上陸した土地で抜け殻と仏像が見つかり、抜け殻を祀った(創建伝説)僧侶は蛇の化身ではなく、嵐を鎮め...
臼杵佐伯

黒島(大分県臼杵市)

くろしま海岸から約300mほど離れた臼杵湾内にある、周囲3kmの島1600年にオランダ船のリーフデ号が漂着し、ウイリアム=アダムス(西洋人:幕臣)やヤン=ヨーステンが上陸した(歴史的事件)現在資料館と記念公園がある『日本の伝説49 大分の伝...
西讃

丸尾五左衛門屋敷跡(香川県丸亀市)

まるおござえもんやしきあと牛島に居を構えた、江戸時代の廻船問屋(豪商)の屋敷跡ある年の正月に持ち船の数を数えたが、日が沈みそうになったので、扇で太陽を呼び戻して数えきった(日招き伝説)その日の夜に大しけが起こり、船が全部沈んでしまったので、...