北摂不老水(大阪府高槻市) ふろうすい歌人の伊勢を慕ってこの地に隠棲した能因法師が、茶を飲む時に使ったとされる湧水法師が不老不死を願って茶を飲んだことからその名が付いた(地名の由来)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.111大阪府高槻市 古曽部町 2025.07.13北摂
東三河羽衣の松(愛知県豊川市) はごろものまつ天女(天人)が羽衣を松の木に掛けて豊川で水浴びをしていたところ、ある男が羽衣を奪い隠した天女は仕方なく男と結婚して男児を成したが、ある時羽衣を見つけて天に帰っていった(羽衣伝説)天女は乳の代わりに片葉の茶の実を残し、男児は成長... 2025.05.12東三河
内房お茶の水(千葉県千葉市中央区) おちゃのみず平良文(平氏)の子・忠頼が生まれた時に湧き出てきた湧水で、産湯の水に使った千葉常胤(源平の武将)が源頼朝を出迎え、この水で茶を点てて歓待した『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.11千葉県千葉市中央区 亥鼻 2025.04.23内房
山城駒蹄影園趾(京都府宇治市) こまのあしかげえんあと栂尾高山寺にあった明恵が、宇治に茶を移植した(起源伝説)植える間隔が分からない村人に対して、明恵は馬を畑に乗り入れて、その蹄の間隔に合わせて植えることを示した『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.95京都府宇治市... 2024.12.22山城
洛中浄土院(京都市上京区) じょうどいん別名・湯たく山茶くれん寺豊臣秀吉が立ち寄った際、飲む物を所望した白湯が出されたため、茶が飲みたくてさらにもう一杯所望したやはり白湯しか出ないため「湯たく山茶くれん寺」の名を授けた(名称の由来)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書... 2024.12.15洛中