石見浄光寺(島根県江津市) じょうこうじ仏の教えに従い、善行を重ねた妙好人・善太郎(高徳の人)を顕彰する(墓所)盗みの疑いを掛けられても、その相手に草餅を持たせてやり、犯人を改心させたという逸話があり、有福温泉の銘菓(菓子)に名が残る『日本の伝説48 出雲・石見の伝説... 2025.09.10石見
出雲大雄寺(島根県松江市) だいおうじ中原町の飴屋に白無垢の女性(幽霊)が訪れ、毎夜一厘分の飴湯を買って帰った不審に思った店の者が後を追うと、大雄寺の墓の前で姿を消し、墓から赤ん坊の泣き声が聞こえた墓には女性の死体に沿うように赤子がおり、そばに水飴(食品食材)の入った... 2025.09.03出雲
大隅飴屋敷跡(鹿児島県鹿屋市) あめやしきあと母の豊玉姫が海に帰ったため、鵜葺草葺不合命は乳の代わりに飴(菓子)を与えられて育った飴を与え続けた老婆が住んでいたとされる屋敷跡『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)P.18鹿児島県鹿屋市 吾平町上名 2025.08.24大隅
峡北峡中饅頭峠(山梨県韮崎市) まんじゅうとうげ空海あるいは7人の山伏(行者山伏)がここを通った時、峠の茶店(店舗)で饅頭(菓子)を所望した店の婆が石なので食べられないと断ったが、その後饅頭は全て石に変わっていた(化身した石)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.... 2025.08.10峡北峡中
峡北峡中福性院 子守地蔵(山梨県北杜市) ふくしょういん こもりじぞう子供の夜泣きが酷い時にこの地蔵にぼた餅(菓子)を供えると、夜泣きが止む(子育の俗信)供えたぼた餅を子供が盗って食べると、大人になって生まれる子供はさらに酷い夜泣きをする(罰を与える)『日本の伝説10 甲州の伝説』... 2025.08.10峡北峡中
大阪安居神社(大阪府大阪市天王寺区) やすいじんじゃ大宰府に左遷される菅原道真がこの地で休息したことから、安居神社となる(名称の由来)村人は粟おこし(菓子)を献上し、道真はお礼に、家紋(紋章)の梅鉢紋を粟おこしに付け広めることを認めた大坂夏の陣(大坂の陣)の際、真田幸村がこの地... 2025.07.06大阪
能登南大地主神社(石川県七尾市) おおとこぬしじんじゃ通称「山王神社・山王さん」かつて猿神に人身御供を差し出していたが、越後のシュケンという白狼が身代わりとなって退治した(化け物退治)猿神の後難を怖れた人々は3台の曳き山を奉納する祭礼(青柏祭)を始めた名物の餅菓子である“な... 2025.06.19能登南
加賀圓八本店(石川県白山市) えんぱちほんてん圓八という者が、柏の木を植えた翌日から姿を消した妻の夢枕に圓八が現れ、鞍馬山の天狗の下で修行中なので、家計の足しにとあんころ餅(菓子)の製法を教えた(夢告)現在も店を構え、商標に天狗の羽団扇を用いている『日本の伝説12 加賀... 2025.06.15加賀
広島廿日市養父崎浦(広島県廿日市市) やぶさきうら雌雄一対の烏が海上(海域)の筏の上にあるしとぎ団子(菓子)を取っていく、養父崎神社の“御烏喰式”(祭礼)がおこなわれる厳島神社(一之宮)の神が島に鎮座する際に烏が先導したことにちなむ(創建伝説)『日本の伝説21 広島の伝説』(角... 2025.05.22広島廿日市
西讃金刀比羅宮 五人百姓(香川県琴平町) ことひらぐう ごにんびゃくしょう金刀比羅宮境内で商売することを許された5軒の家(社家)先祖代々金刀比羅宮の神事を担い、その功労より店舗を営んでいる加美代飴(菓子)を売る『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.84香川県琴平町 琴平 2025.03.06西讃