菖蒲御前

安芸

観現寺(広島県東広島市)

かんげんじ菖蒲御前が、源頼政や子の種若丸などを弔うための建立した寺院その後、頼政家臣の猪早太(武人)が長く寺を守り、その墓所が残されている『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.72広島県東広島市 西条町御薗宇
安芸

姫ヶ池(広島県東広島市)

ひめがいけ所領を奪われた菖蒲御前が落ち延びる途中、追っ手が迫る危機があったその時、侍女の鶴姫が菖蒲御前を名乗って池に飛び込み、時間稼ぎをしたおかげで逃げ切れた鶴姫が入水した池であることから姫ヶ池の名が付いた(地名の由来)『日本の伝説21 広...
安芸

小倉神社(広島県東広島市)

おぐらじんじゃ所領を奪われ落ち延びた菖蒲御前が終の棲家として暮らし、その死後神として祀られた神社(創建伝説)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.72広島県東広島市 八本松町原
安芸

吾妻子の滝(広島県東広島市)

あづまこのたき源頼政が敗死し、安芸国へ逃げた愛妾の菖蒲御前は、一時期この滝に身を潜めたこの間に、頼政との間に出来た種若丸が亡くなり、遺体をこの地に埋めた後に観音堂に宝篋印塔を安置した(子女受難)滝の名は、我が子の死を悲しんだ菖蒲御前が詠んだ...
安芸

福成寺(広島県東広島市)

ふくじょうじ鎌倉幕府より所領を賜り、安芸国に下向した菖蒲御前が再興し、出家した寺院境内に菖蒲御前手植えの夫婦杉がある『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.71広島県東広島市 西条町下三永
広島廿日市

鶴羽根神社(広島県広島市東区)

つるはねじんじゃ安芸国に知行を与えられた菖蒲御前の遺命によって創建された(創建伝説)神社の裏山の形が、鶴が羽を広げたように見えるため、明治になって改名した(名称の由来)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.56広島県広島市東区 二葉...
下越

間手橋(新潟県新潟市西蒲区)

まてばし菖蒲御前と共に源頼政も越後に逃れ、この地で別々に住んだ毎日のように2人は会ったが、頼政はいつもこの橋で御前を待っていたためこの名が付いた(地名の由来)『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.89新潟県新潟市西蒲区 鷲ノ木
下越

金仙寺 菖蒲御前の墓(新潟県新潟市西蒲区)

きんせんじ あやめごぜんのはか源頼政の愛妾・菖蒲御前は、頼政の死後流浪して越後に辿り着き、そこで生涯を終えた金仙寺の裏山は前方後円墳で、その古墳の上に立っていた石塔が菖蒲御前の墓である(現在は寺の門前に)『日本の伝説41 越後の伝説』(角川...