郡内稚児落とし(山梨県大月市) ちごおとし岩殿山城落城の折に城主一族の妻子が逃れ、“呼ばわり谷”というところまでたどり着いた(落城伝説)ここでようやく主従で言葉を交わすと、声が反響して抱いていた赤子が泣き出した追っ手を怖れた家臣がその赤子を断崖より落としたことから名が付い... 2025.08.04郡内
奥能登棚木城址 米流し坂(石川県能登町) たなぎじょうし こめながしさか上杉謙信の能登侵攻の時に長景連(戦国武将)が籠城したが、落城した(落城伝説)水があるように見せるため坂から白米を流したが、鳥が米をついばんだため計略がばれて城が落ちた(白米城伝説)『日本の伝説12 加賀・能登の... 2025.06.21奥能登
能登南御手洗池(石川県七尾市) みたらいいけ上杉謙信の能登攻略の際に敗れた畠山氏の武将が池に飛び込んで自害した(落城伝説)元旦(正月)の未明に、鎧兜や鞍が水面に浮かんで見えるとされる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.103石川県七尾市 三引町 2025.06.20能登南
能登南七尾城址(石川県七尾市) ななおじょうし小雨の夜に城跡から、城主の畠山氏の亡魂が“おかね火”という怪火となって町へ飛んでいく落城の際、城の侍女が池に飛び込んで死んだが、その怨念が“お歯黒鮒”に変化した(落城伝説)水があるように米を流して上杉謙信を騙したが、途中鳥が米... 2025.06.19能登南
加賀大聖寺城址(石川県加賀市) だいしょうじじょうし関ヶ原の戦いの時に、大聖寺城主の山口玄蕃(大名)は西軍に属し、東軍の前田利長によって討ち果たされたその後前田家の藩士が城跡の錦城山に登ると、かんざしを挿した蛇やお歯黒をつけた蛇に襲われた(落城伝説:祟り)これらの蛇は山口... 2025.06.18加賀
金沢倉ヶ嶽大池(石川県金沢市) くらがたけおおいけ富樫政親(武家)は一向一揆に囲まれたが、城を脱出して途中この池に馬ごと落ちて死んだとの説がある『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.21石川県金沢市 倉ヶ嶽 2025.06.14金沢
金沢高尾城址(石川県金沢市) たこうじょうし一向一揆で滅びた富樫政親(武家)の居城で、この地で富樫氏は滅亡した(落城伝説:歴史的事件)春と秋の晩に城跡から怪火(高尾の坊主火)が現れ、富樫館のあった場所まで飛んだ『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.21石川... 2025.06.14金沢
広島廿日市矢野城跡(広島県広島市安芸区) やのじょうあと別名・保木城矢野城主の野間隆実(戦国武将)は、陶晴賢に味方したため毛利元就に攻められ、降伏の末に謀殺された(落城伝説)盆の頃になると城跡から怪火が沖に向かって飛んで戻ってくるとされ、“野間火”と呼ばれた『日本の伝説21 広島の... 2025.05.24広島廿日市
備北芸北ちきり淵(広島県安芸高田市) ちきりぶち佐々部若狭守(戦国武将)の牛首城落城の折、妻の玉手姫はちきりを手にして、城裏手の川の淵に飛び込み自害した(落城伝説)淵から音がするので若者が潜ると、下半身が蛇体の姫が機織をしており、見た若者は発狂した『日本の伝説21 広島の伝説』... 2025.05.23備北芸北
外房お万布ざらし(千葉県勝浦市) おまんぬのざらし八幡岬公園内にある正木頼忠の勝浦城が落城した際、幼い姫らは断崖に白布(織布)を垂らしてそれを伝い下りて難を逃れた(落城伝説)姫は後に徳川家康の側室・お万の方となった『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.71千葉県勝浦市... 2025.04.27外房