鹿児島霧島龍門滝(鹿児島県姶良市) りゅうもんだき中国の龍門の滝によく似ていることから名付けられた、薩摩の名所(地名の由来)老婆が滝壺で洗濯をしていると大蛇が現れたため、それ以降洗濯をする者がなくなった『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.48鹿児島県姶良市 加治木... 2025.08.25鹿児島霧島
鹿児島霧島住吉池(鹿児島県姶良市) すみよしいけこの池の所有を巡って、老神神社の神と黒島神社の神が争い、老神神社のものとなったこの池に棲む大蛇は毎年娘を人身御供として要求していたある老僧が、瓢箪を布団に巻いたものに着物を着せて娘の代わりに池に入れるように教えた大蛇はそれを捕ら... 2025.08.25鹿児島霧島
大隅金峯神社 蛇王権現(鹿児島県曽於市) かねみねじんじゃ じゃおうごんげん帝釈池に棲む大蛇が人身御供を要求するため、仏性院の和尚が読経をして追い出した(化け物封印)逃げ出した大蛇は高之峰の山頂近くの大石を尻尾で割るとその割れ目の中に隠れた金峯神社の境内にある蛇王権現と呼ばれる石(... 2025.08.24大隅
大隅道隆寺跡(鹿児島県肝付町) どうりゅうじあとかつて寺にあった池に大蛇が棲み、村人を困らせていた農夫に化けて寺にやって来たのを見咎めた和尚によって額に「千」の字を書かれた(化け物封印)その後大蛇は川で死んでいるのが見つかり、棲んでいた池は田に変わった怒った和尚が大蛇に遠... 2025.08.24大隅
峡南犬石(山梨県身延町) いぬいし地頭の若狭之助(地方豪族)は愛犬を連れて狩りに出て、途中で休んだところで眠ってしまった突然犬がしきりに吠えて、膝に噛みついたため、若狭之助は犬の首を刎ねた犬の首は藪の中に飛び込んで大蛇に向かったので、若狭之助は太刀で大蛇を斬り殺した... 2025.08.12峡南
峡南池大神社(山梨県南部町) いけだいじんじゃ京から侍女と共に池の山にある池に来た佐津岐姫(姫君)は、暫く石の上に座って経を読んでいたが、姿を消した侍女が池を探すと懐剣と着物が出てきたので、山を下りてこの地に留まった池はその後水が涸れ、その地に社を建てて姫を祀った佐津岐... 2025.08.12峡南
峡北峡中八右衛門出口湧水(山梨県北杜市) はちえもんでぐちゆうすい谷戸八右衛門という者が狩りに出た時に山火事に遭い、小蛇を助けた数日後大蛇が現れ、助けて貰ったお礼に、突き刺すと水が湧く楊枝を渡した(動物報恩譚)試しに裏山に行って楊枝を挿すと水が湧き出てきた(湧水)『日本の伝説10 ... 2025.08.10峡北峡中
峡北峡中清泰寺 龍肢塚(山梨県北杜市) せいたいじ りゅうしづか?裏山に棲む悪龍が雲鷹和尚に諭され帰依した証として前脚を食い千切り、雨乞いに使うよう告げた(人外の悟り)この前脚を埋めたのが龍肢塚で、水を注ぐと雨が降るとされる(雨乞い伝説)近くの釜無川の淵で椀を貸すものがあり(椀貸... 2025.08.09峡北峡中
峡北峡中椹池(山梨県韮崎市) さわらいけ下条婆という老女の額に2本の角が生えたため、それを恥じてこの池に入り大蛇となった(変身譚)甘利左衛門尉(地方豪族)の2人の子息が池で行方不明となり、池の主の仕業として木々や石を池に投げ込み追い出した(化け物退治)大蛇は赤牛に変じる... 2025.08.09峡北峡中
峡東大善寺(山梨県甲州市) だいぜんじ行基が見た夢に現れた(夢告)、葡萄(果菜)の房を持った薬師如来を仏像にして開いた(創建伝説:起源伝説)行基あるいは役行者が大蛇を退治した故事に倣って、藤切り祭り(祭礼)がおこなわれる(化け物退治)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角... 2025.08.05峡東