北毛大峰沼(群馬県みなかみ町) おおみねぬまある長者が、田畑の水利に大峰沼の水を引いてくれる者に娘をやろうと告げると、ある若者が名乗り出た長者は魔性と疑い、娘の笄(装身具)を渡して、これを使って一晩で掘り抜くよう命じた若者が夜明け前に掘り抜きそうになったため、長者は鶏の足... 2025.09.26北毛
中毛毒島城跡(群馬県伊勢崎市) ぶすじまじょうあと沼の中央にある浮島に城があり、沼の主である大蛇が敵の攻撃に合わせて移動させた敵はあたりに生えるトリカブト(毒草)を沼に投げ込んで大蛇を殺した大蛇の死後も沼の水は毒を持ち、その水を飲む鳥獣は死んだ『日本の伝説27 上州の伝説... 2025.09.25中毛
中毛宝珠寺 俵藤太の墓(群馬県伊勢崎市) ほうしゅじ たわらのとうたのはか俵藤太(藤原秀郷)を祀る五輪塔で、火輪と水輪の間に小さな白蛇が棲み、火輪が割れて以降いなくなった五輪塔に生えた苔を煎じて飲むと、どんな疫病でも治るとされる(病気平癒)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)... 2025.09.25中毛
中毛八郎神社(群馬県伊勢崎市) 群馬郡の地頭・群馬大夫満行(地方豪族)の末子である那波八郎満胤は上野国の目代となったが、7人の兄に謀殺された遺体を蛇喰池の中島に沈めたところ怨霊が大蛇となり、兄の一族を滅ぼす激しい祟りを引き起こした時の光仁天皇が宣旨を下し、年1回一人だけの... 2025.09.25中毛
中毛化粧薬師(群馬県前橋市) けしょうやくし田道将軍を追って攻めてきた蝦夷を撃退した大蛇が沼に棲み着き、人身御供を要求するようになった村人が薬師堂(堂宇)を建立すると、大蛇は心穏やかになって生贄を求めなくなった(あるいは人身御供となった娘の供養に堂宇を建立したとも)この... 2025.09.25中毛
中毛蛇穴山古墳(群馬県前橋市) じゃけつざんこふん蝦夷征討で討死した上毛野君田道(田道将軍)の墓とされる古墳追ってきた蝦夷(アイヌ蝦夷)の軍勢が墓を暴こうとすると、塚から大蛇が出現して毒を吐いて追い散らした『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.44群馬県前橋市 総... 2025.09.25中毛
中毛小沼(群馬県前橋市) この麓の村に住む赤堀道元という長者に、16歳になる一人娘があったある時娘が赤城山に登りたいと言ったため従者をつけたが、小沼で休んでいる時に入水してしまった娘は蛇体となって(変身譚)小沼の主となったが、それ以降16歳の娘が赤城山に登ることは禁... 2025.09.23中毛
東毛長良神社(群馬県千代田町瀬戸井) ながらじんじゃ瀬戸井にあった赤沼に棲む大蛇が毎年人身御供を要求し、人々を苦しめた桐生へ下向していた藤原長良(藤原氏)に退治を依頼したところ、弓矢で大蛇の両目を潰した(化け物退治)さらに刀で18に切り刻み、瀬戸井に頭を、他の場所にもそれぞれ埋... 2025.09.23東毛
東毛浄光寺(群馬県太田市) じょうこうじ雨乞いの時、村人が大蛇をつくって寺の池に投げ入れた大蛇の目を抜かなかったため、池に入って生を得ると龍になり池の主となった(雨乞い伝説)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.23群馬県太田市 龍舞町 2025.09.23東毛
東毛石原賀茂神社(群馬県太田市) いしはらかもじんじゃ日光例幣使(廷臣)がこの神社で道中安全祈願をしていると、野犬が激しく吠えだした犬の首を刎ねたところ、鳥居の上にいた大蛇に噛みついて例幣使は難を逃れた(忠犬伝説)これよりこの神社では鳥居を建てないこととなった(慣習の由来)... 2025.09.23東毛