血の出る石

中毛

岩神の飛石(群馬県前橋市)

いわがみのとびいし赤城山の噴火の際に流れてきた、高さ10m、周囲60mの巨石石工がこの石を割ろうとノミを当てたが、その場所から血が流れだし(血の出る石)、石工は急死した(祟り)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.42日本伝承大鑑:...
東毛

坂東太郎岩(群馬県みどり市)

ばんどうたろういわ渡良瀬川上流にある、高さ10m幅20mの巨石人間に姿を変えて(変化する石)伊勢参をした日光東照宮の石材にしようと杭を打つと血を噴き出したため、そのまま放置した(血の出る石)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.41...
大分別府

火王宮 生石大明神(大分県大分市)

ひのうぐう いくしだいみょうじん柞原八幡宮仮宮・興玉神社(火王宮)の境内にある石生きている石と言われ、割ろうとしたら血が出たとされる(血の怪:血の出る石)石に上った子供は腹痛を起こす(障る石)大分駅建設の際に爆破された石の一部であると言われ...
北信

夜泣き石(長野県千曲市)

よなきいし姨捨山に捨てられた老婆が石と化し(姨捨伝説)夜泣きをしたため、西行が読経したところ、悟りを開いて血を吹いて2つに割れたという(化身した石:血の出る石)酒屋に大猫のあやかしが現れ、やがて女中が赤ん坊を産んだが、突然行方不明となり石の...