血の怪

西讃

本山寺(香川県三豊市)

もとやまじ四国八十八ヶ所霊場の1つ国宝の本堂は、木ごしらえをして材木をここへ持ってきて空海が一夜で建てたとされる(一夜作り伝説)長宗我部軍の侵攻を止めようと住職が斬られたところ、脇侍の阿弥陀如来像(仏像)が血を流した(血の怪)ため、本堂を焼...
高松坂出

高屋神社(香川県坂出市)

たかやじんじゃ別名「血の宮」崇徳上皇の遺体を運ぶ途中、雨が降ってきたため棺を台石に置き、再び発とうとすると棺から血がしたたり落ちていた(死者の怪:血の怪)上皇の霊を慰める神社を建て、血の付いた台石も奉納した(名称の由来)『日本の伝説5 讃岐...
北信

化け杉(長野県高山村)

ばけすぎ福島正則(大名)がこの地で亡くなり、その葬儀の際に悪魔が襲いかかり、死体を奪った(火車)その時に片腕(手足)だけが落ち、そのまま杉の木に変じたこの杉は切ろうとすると血を噴き出し(血の怪)、唸ったり、木屑が元通りに戻ったりする怪事が起...