行事

河内

慈眼寺(大阪府大東市)

じげんじ通称・野崎観音江戸時代に屋形船を使って縁日の参拝する「野崎詣り」が流行った(行事)船で行く参拝客と、川土手を歩く参拝客とで口喧嘩をして運試し(占い)をする「振り売り喧嘩」がおこなわれた(慣習の由来)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川...
臼杵佐伯

暁嵐の滝(大分県佐伯市)

ぎょうらんのたき相撲を挑んできた河童たちを六兵衛が知恵を使って倒し、最後に大将の腕を引っこ抜いて勝った腕を返してほしいと頼む河童に対して、六兵衛は石が腐るまで悪さをしないと誓わせたさらに河童たちに頼んで、滝の主であった鰻と蟹も退治させた(化...
最上

お大日様(山形県真室川町)

おだいにちさま源義経が平泉へ落ちる途中、一夜の宿の礼に与えられた掛け軸縁日に家の当主が、湯気の立ちこめる中、数十秒だけ掛け軸の絵を見せ、各人に見えた姿からそれぞれが吉凶を判断する(行事:占い)この縁日は、鮭の大助が大日如来を参拝に来るとされ...
中信

雑炊橋(長野県松本市)

ぞうすいばし昔、橋がなかったために行き来が出来なかった南北の村の男女が恋仲となった2人は雑炊(料理:地名の由来)を食べるなど節約して金を貯め、やがて刎橋を建設して、めでたく結婚したとされる(恋の伝説)刎橋は周期的に架け替えられたが、その渡り...
中頭

御茶多理真五郎墓(沖縄県西原町)

うちゃたいまぐらーぬばか歌好きで、相撲を取らせると沖縄一と言われた五郎という若者がいた五郎を御茶多理墓地に埋葬したが、夜な夜な幽霊となって現れ、相撲の喊声や歌や三線の音が鳴り続けた(音の怪)五郎の霊は御茶多理真五郎と呼ばれ、供物が腐るように...
島尻

内金城御嶽(沖縄県那覇市)

うちかなぐしくうたき妹が結婚した後、一人となった兄は鬼となり、人を喰うようになった話を聞いた妹は、鉄片の入った餅を作って鬼に食べさせたさらに妹は月経中の性器を晒して「下の口は鬼を喰う口だ」と迫り、鬼は崖から落ちて死んだ(化け物退治)旧暦12...