行基

和泉

久米田寺(大阪府岸和田市)

くめだでら久米田池を管理するために行基が建立したとされる(創建伝説)後に荒廃したが、安東蓮聖(武家)が、前世が橘諸兄であるので再興せよと託宣を藤代王子で受け、再建した(生まれ変わり:奇縁)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.51大阪...
和泉

火消し地蔵(大阪府岸和田市)

ひけしじぞう久米田寺の山門前にある地蔵久米田池の造営に反対して寺を焼こうとした怨念の怪火を鎮めるために行基が建てたとされる(あるいは村人が置いたとも)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.50大阪府岸和田市 池尻町
和泉

久米田池(大阪府岸和田市)

くめだいけ行基が池を造営する時に、人夫1000人分の食事のまかないをしたのが乙御前という乙女であった池が完成し、行基が褒美を与えようとすると、乙御前は「池が欲しい」と言って蛇身となり、池の主となった(変身譚)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角...
和泉

取石池(大阪府高石市)

とろすいけ別名・合掌池(旧来の取石池は埋め立てられている)この池を通りがかった男が老人に呼び止められ、久米田池の主へ手紙を持っていくよう頼まれた(水神の文使い)行基が手紙を開け、「男を食べるように」を「褒美をやるように」書き替えて男に持って...

家原寺(大阪府堺市西区)

えばらじ行基の生誕地に建立された寺院とされ、誕生塚がある(創建伝説)本尊は“知恵の文殊菩薩”と呼ばれ、学業成就の御利益がある『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.43大阪府堺市西区 家原寺町

千日井(大阪府堺市堺区)

せんにちい行基が建てた清浄度院高渚寺の境内にあった、行基自身が掘ったとされる井戸井戸の横には行基菩薩像が置かれる『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.36大阪府堺市堺区 七道西町
加賀

長谷部神社(石川県加賀市)

はせべじんじゃ能登の地頭であった長谷部信連(源平の武将)が、白鷺が足の傷を癒やしているのを見て山中温泉を再興したその時、行基が彫った薬師如来(仏像)が流れ着いたため、それを寺に祀った『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.70石...
加賀

山代温泉 総湯(石川県加賀市)

やましろおんせん そうゆ白山へ行く途中の行基が、烏が羽の傷を癒やしているのを見て発見した温泉烏は八咫烏であったとされる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.69石川県加賀市 山代温泉
西三河

安勝院(愛知県豊田市)

あんしょういん別名は岩屋観音境内に巨石が重なりあうようにしてあり、その岩窟に観音堂が安置されているかつてこの洞穴に鬼が棲み、村に出て悪事を働いた聖徳太子が聖観音像を、行基が十一面観音像を授けたところ、鬼が出てこなくなった(化け物封印)生まれ...
北総

松虫寺(千葉県印西市)

まつむしでら不治の病の松虫姫(不破内親王)は病を治すお告げを聞いて、行基と共に下総国へ向かった(貴種流離譚)薬師堂に籠もった姫は、満願の日に病が治り、都へ戻った感激した父の聖武天皇は行基に命じて7体の薬師仏を造らせて寺を建立、後に姫の死後に...