衣類

唐津伊万里

衣干山(佐賀県唐津市)

きぬぼしやま標高163mの山松浦佐用姫が大伴狭手彦(豪族)の乗った船を追って鏡山から駆け下りた時、松浦川(河川)に飛び込んでしまったその濡れた衣類を干して乾かした山とされる(地名の由来)あるいは涙で濡れた衣類を乾かしたともまた別説では、三韓...
武雄多久小城

常在寺 平敦盛供養塔(佐賀県嬉野市)

じょうざいじ たいらのあつもりくようとう7世住職の成紹法印(名僧)が京へ上る途中、摂津国一の谷の古戦場を通りがかると、死屍累々の状態であったため供養の読経をした寺に帰ると、一の谷の戦いで討死した平敦盛(平氏)の幽霊が現れ、修羅道の苦しみを訴...
佐賀鳥栖

乙文殊宮 たもと石(佐賀県佐賀市)

おつもんじゅぐう たもといし文殊菩薩を祀る神社近くにあった、文殊菩薩を祀る実相院竹内坊の門前に巨石があり、住職が邪魔に思っていたある時、寺の役僧(僧侶)が「この石を貰ってもよいか」と住職に尋ね、許諾を得たその夜、役僧は衣の袖(衣類)にこの巨...
橿原桜井天理

三宝大荒神社(奈良県橿原市)

さんぽうだいこうじんしゃ奈良の三大荒神の一つすもも(果菜)が熟れる頃の6月28日に祭礼があるため「すももの荒神さん」と呼ばれるこの日から浴衣(衣類)を着ると厄除けが出来る(生活の俗信)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.54奈良県...
奈良宇陀

帯解寺(奈良県奈良市)

おびとけでら文徳天皇の后・染殿皇后が懐妊したが、臨月になっても子が生まれず難儀した奈良の南にある寺の地蔵に帯(衣類)を巻き付け、その帯を皇后の身体に巻いて解くと安産になると夢告があったそれに従って皇后は無事安産となり、現在も多くの参拝がある...
川越所沢飯能

慈光寺 仁王像(埼玉県ときがわ町)

じこうじ におうぞう泣く子に対して母親が「泣くと仁王に食わせるぞ」と脅していたが、ある夕方泣いていた子がいなくなった(子女受難)もしやと思い仁王像のところへ行くと、仁王の口から子の付け紐(衣類)が垂れ下がっていた(罰を与える)怒り狂った母親...
高崎安中富岡

常行院 観音堂(群馬県高崎市)

じょうぎょういん かんのんどう通称・袂観音(たもとかんのん)信州伊那の長者の娘が、尼僧になろうと決めて17才の折に家出した両親がこの地で追いつき、引き戻そうとすると娘の着物(衣類)の片袖がちぎれた袂は宙を舞って寺に入り、娘の姿も消えたため、...
前橋伊勢崎

元景寺 淀君の墓(群馬県前橋市)

げんけいじ よどぎみのはか大坂の陣の際、淀君は総社藩主・秋元長朝(大名)の陣へ逃げ込み、そのまま総社で生涯を終えたとされる(生存説)寺には淀君の遺品とされる大打掛(衣類)と籠の引き戸が残る『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.43日...
浜田益田

浮布池(島根県大田市)

うきぬののいけ池の原長者の娘が、この池のほとりで若者と出会い恋仲となったある武士が通りがかったところ、娘が大蛇に巻きつかれており、矢を射て撃退した(異類婚姻譚)娘は大蛇を追って池に飛び込み、やがて着物(衣類)だけが水面に浮かんできた(地名の...
鹿児島霧島

安良神社(鹿児島県霧島市)

やすらじんじゃ京の都にいた女官の安良姫は、鷺に見とれている内に洗っていた直垂(衣類)を川に流してしまい、処刑されそうになった日頃信仰していた十一面観音の功徳によって窮地を逃れ、この地まで落ち延びてきた(落人)この地でも追っ手に怯えた姫は、安...