親王

中毛

赤城温泉(群馬県前橋市)

あかぎおんせん10代崇神天皇の皇子・豊城入彦命(親王)が上野国へ東征した時、この温泉を発見し傷を癒やしたとされるかつては“湯之澤温泉”と呼ばれていたが、戦後赤城温泉と名称を変更した『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.38群馬県前橋...
中毛

三夜沢赤城神社(群馬県前橋市)

みよさわあかぎじんじゃ10代崇神天皇の皇子・豊城入彦命(親王)が上野国へ入った時に大己貴命を祀ったのが始まりとされる(創建伝説)剣豪の上泉伊勢守信綱がこの神社の境内で修行を積んだとされる『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.38群馬...
南薩

仙人岩(鹿児島県いちき串木野市)

せんにんいわこの地に興隆寺や頂峯院を創建した阿子丸親王がこの断崖の上で修行して仙人となった親王が岩の頂に溜まった水を硯に入れて使ったことから、硯の水として字の上達のため持ち帰った(技芸の俗信)『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p....
峡南

薬王寺 八ノ宮御座所(山梨県市川三郷町)

やくおうじ はちのみやござしょ後陽成天皇第8皇子の良純入道親王が幕府への不満などを訴えたため甲斐へ配流となった約17年の甲斐滞在期間の内の5年間を居住した部屋として堂宇に再建保存されている『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.108...
能登南

親王塚(石川県中能登町)

しんのうづか崇神天皇の皇子・大入杵命(親王)の陵墓とされる親王が片目であったため、堀(堀割)の蛙や鮒も片目であった(片目の魚)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.95石川県中能登町 小田中
能登南

羽咋神社(石川県羽咋市)

はくいじんじゃ垂仁天皇の皇子・石撞別命(親王)を祭神とするこの地で暴れていた怪鳥を命が射止め、供の犬がその羽を咥えてきたことから羽咋の名が起こった(化け物退治:地名の由来)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.81石川県羽咋市...
西三河

南朝若宮社(愛知県岡崎市)

なんちょうわかみやしゃ別名は根の若宮社尹良親王が浪合で敗死した後、その一子の良王親王(崎之宮)は乳母らと共に逃げおおせた(後南朝)この地まで来た時に親王は発病し、看病の甲斐なく亡くなり、乳母も悲しみのあまり死んだ境内には親王および乳母を葬っ...
海部知多

津島神社(愛知県津島市)

つしまじんじゃ尹良親王の一子である良王親王は、父の死後、臣下の者11名と共に津島に至る(後南朝)津島神社には尹良親王を祀る若宮社があり、良王親王は当社の神主に、臣下の11名が社家となったとされる『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.2...
東三河

川宇連神社(愛知県豊根村)

かわうれじんじゃ後醍醐天皇の孫にあたる尹良親王(後南朝)がこの地に滞在したと伝えられ、祭神となっている境内にあるハナノキ(木本)は、親王が使った箸が根付いたものである『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.231愛知県豊根村 坂宇場御所...
海部知多

帝井(愛知県南知多町)

みかどい後醍醐天皇の皇子・義良親王が嵐で島に漂着した。その時、島民が親王のために真水の出る井戸を掘ったもの『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.47愛知県南知多町 篠島