南薩

善積寺跡 座禅石(鹿児島県南九州市)

ぜんせきじあと ざぜんいし境内に棲み着く大蛇が害をなすため、正菊和尚(名僧)がこの石に座禅を組んで(腰掛け石)天に追いやった(化け物封印)さらに石の上に炒り豆を置いて、これが芽吹くまで天から下りないよう命じた『日本の伝説11 鹿児島の伝説』...
奥能登

総持寺祖院 大しゃもじ・大すりこぎ(石川県輪島市)

そうじじそいん おおしゃもじ・おおすりこぎ総持寺を信心していた嫁は、姑から豆を植えて育てるよう炒り豆を与えられた(嫁姑)その1粒が成長して大きな豆の木となったため、姑は改心して、2人で大木を総持寺に奉納した寺では大木を使ってしゃもじとすりこ...
能登南

蛇池(石川県羽咋市)

じゃいけ?大蛇が棲む底なしの池と言われ、池に入ると尻を抜かれる長者が植えたところ、千石もの実が採れたという豆の木を抜いた跡別伝では継子に炒り豆を与えて植えさせたところ1粒だけ生豆があり、それが巨木となった(継子殺し)『日本の伝説12 加賀・...
中越

専称寺 豆の木山門(新潟県柏崎市)

せんしょうじ まめのきさんもん継母が、継子に炒り豆を、実子に生豆を渡して、多く豆が採れた方に家を継がせるとした(継子殺し)継子の蒔いた豆の中に生豆が入っており、それが大木のように生長し、実子よりも多く収穫出来た豆の木は菩提寺の専称寺に寄進さ...
上越

浄興寺 豆殻太鼓(新潟県上越市)

じょうこうじ まめがらだいこ浄興寺に置かれた、皮の張られていない胴だけの太鼓(楽器)柏崎の豆の木で造られたとされ、上杉謙信が城で使っていた音が大きいため魚が逃げ、漁が出来ないと漁師が訴えたため、謙信は皮を破って浄興寺に寄進した『日本の伝説4...