豊玉姫

南薩

宮入松跡(鹿児島県南九州市)

ぐれまつ(ぐいげまつ)あと開聞からそれぞれ知覧・川辺の所領地に赴いた豊玉姫と玉依姫の姉妹神が、道中の途中で行列を整えた松の木の跡現在は石碑のみが残る『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.99鹿児島県南九州市 知覧町東別府
南薩

鬢水峠(鹿児島県南九州市)

びんみず(びんずい)とうげ父神からそれぞれ知覧・川辺の土地を与えられた豊玉姫と玉依姫の姉妹神が、開聞から一緒に所領地へ赴く途中で休憩し、清水で毛髪を整えた峠峠には豊玉姫が座ったとされる腰掛け石がある『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店...
南薩

龍宮神社(鹿児島県指宿市)

りゅうぐうじんじゃ龍宮伝説発祥の地である長崎鼻にあり、浦島太郎が乙姫(豊玉姫)と出会った場所とされる縁結びの御利益で有名神社周辺に産卵に来るウミガメは浦島太郎を乗せた亀の子孫とされる『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.98鹿児島...
南薩

玉の井(鹿児島県指宿市)

たまのい龍宮城の門前にあり、豊玉姫が朝夕いつも使っていた井戸で、なくした釣針を探していた彦火火出見尊とこの場所で出会った日本最古の井戸とされる『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.96鹿児島県指宿市 開聞十町
大隅

飴屋敷跡(鹿児島県鹿屋市)

あめやしきあと母の豊玉姫が海に帰ったため、鵜葺草葺不合命は乳の代わりに飴(菓子)を与えられて育った飴を与え続けた老婆が住んでいたとされる屋敷跡『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)P.18鹿児島県鹿屋市 吾平町上名
郡内

産屋ヶ崎(山梨県富士河口湖町)

うぶやがさきこの地で彦火火出見尊は豊玉姫のために産屋を建て、鵜茅葺不合尊が生まれたこの時彦火火出見尊の母である木花咲耶姫命が産衣(肌着)を持って孫の誕生を祝いに来た川口浅間神社の大祭である「孫見祭」(祭礼)はこの故事に基づく『日本の伝説10...

飯匙堀(大阪府堺市堺区)

いいがいぼり彦火火出見尊が豊玉姫から授かった満珠・干珠のうち、干珠(宝物)がここに埋められているそのため堀割は水のない池となっている『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.40日本伝承大鑑:大阪府堺市堺区 宿院町東
能登南

奈豆美比咩神社(石川県志賀町)

なずみひめじんじゃ祭神は豊玉姫命で、3人の姫を連れてこの地に上陸、土賊を平らげたかつてこの地に大蜘蛛が毎年人身御供を要求したが、旅の侍(武人)の計略で酔わせて退治した(化け物退治)人身御供に使っていたとされる桶(桶樽)の蓋が残る『日本の伝説...
加賀

菅生石部神社(石川県加賀市)

すごういしべじんじゃ奥州へ逃げ落ちる途上の源義経一行が参拝した祭神の女神(豊玉姫命)を覗き見した神主があり、その神主が入水した池の魚は片目になった(片目の魚:罰を与える)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.73石川県加賀市 ...
高松坂出

豊玉姫神社(香川県高松市)

とよたまひめじんじゃ豊玉姫が彦火火出見尊と結ばれ、鵜葺草葺不合命を産んだ場所とされる島豊玉姫が余生を過ごした地が、現在の神社のある土地とされる安産のご利益があり、奉納された子安貝(神具)で御神酒をいただくと安産になるとされる(特有の願掛け)...