貞女

北摂

名月姫の墓(大阪府能勢町)

めいげつひめのはか能勢家包(地方豪族)の妻の名月姫(貞女)は美貌の持ち主で、それを聞いた平清盛は姫を差し出すよう命じた清盛が父と夫を脅したためついに姫は京へ行くことを承諾したが、途中で籠の中で自害して果てた(子女受難)墓所は姫が自害した峠に...
大阪

越中井(大阪府大阪市中央区)

えっちゅうい豊臣時代に細川忠興(戦国大名)の屋敷跡で、台所があった場所にある井戸関ヶ原の戦い直前、細川ガラシャ(貞女)がこの地で自害を果たした『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.26大阪府大阪市中央区 森ノ宮中央
西三河

大浜熊野大神社 菊女の碑(愛知県碧南市)

おおはまくまのおおじんじゃ きくじょのひ 享保3年(1718年)幕府の捕吏に村人多数が暴行を加えた責を負って(騒動)、加藤友右衛門(名士)は伊豆大島へ流罪となった妻の菊女(貞女)は熊野大神社でお百度を繰り返し、写経の一部と自筆の手紙を添えて...
洛外

浄禅寺 鳥羽の恋塚(京都市南区)

じょうぜんじ とばのこいづか遠藤盛遠(後の文覚上人)に横恋慕された人妻の袈裟御前(貞女)は、自らの命を投げ打って決着をつけた袈裟御前の墓(首塚)が「鳥羽の恋塚」と呼ばれて、境内にある『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.72京都市南区...