財宝伝説

金沢

御所八塚山古墳(石川県金沢市)

ごしょやつつかやまこふん南朝に与した二条師基(藤原氏)が加賀に下向した地帰京の際に9億8千万貫の金銀を8つに分けて埋めた(財宝伝説)8つの塚(古墳)を暴くと狂死するとされ(祟り)、財宝護持のため弁財天が置かれた(現在は近くの加茂神社に移転)...
金沢

芋掘り藤五郎神社(石川県金沢市)

いもほりとうごろうじんじゃ芋掘り藤五郎(長者)を祭神とする(炭焼き長者)境内にある“藤五郎鍬掛の松”の初代は、根元に金銀が隠されていると言われ、掘り返されたため枯死した(財宝伝説)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.20石川...
東三河

粕塚八幡宮(愛知県新城市)

かすづかはちまんぐうこの周辺に屋敷を構えていた米福長者が、酒を造った後の粕をまとめて捨てた場所とされる明治時代に長者ゆかりの神社から財宝の在処を記したような木札が見つかり、この地が掘り返された(財宝伝説)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書...
日田竹田

念仏水(大分県九重町)

ねんぶつみず朝日長者七不思議の1つかつては熱湯の湧水で、財宝を隠した長者が口封じのために運んだ人夫などを殺して投げ込んだ(財宝伝説)現在は冷水が湧き、南無阿弥陀仏(名号)と唱えて足踏みすると、念仏を唱えるような湧水の音が聞こえる『日本の伝説...
南信

朝日松(長野県阿智村)

あさひまつ炭焼きの吉次(炭焼き長者・伏屋長者)が没落する際に、根元に金の鶏を埋めたとされる松の木(財宝伝説)元旦の朝に根元に行くと鶏の声が聞こえるという園原の人はこの伝説により鶏を飼わないという(生活の俗信)『日本の伝説3 信州の伝説』(角...