東毛尾曳稲荷神社(群馬県館林市) おびきいなりじんじゃ子狐を助けた赤井照光(戦国武将)の許へ親狐が現れ、尾を引いて城の縄張りを示した(動物報恩譚)これに基づき館林城が建設されたとされる(起源伝説)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.24群馬県館林市 尾曳町 2025.09.23東毛
東毛白瀧神社(群馬県桐生市) しらたきじんじゃこの土地出身の山田男が京の公卿の屋敷に下男として奉公していると、娘の白瀧姫(姫君)が和歌で揶揄してきた山田男は見事に返歌したため姫と相思相愛となったが、2人の仲がばれて姫は追放された(貴種流離譚)姫を伴って故郷に戻ると、2人... 2025.09.22東毛
出雲お長畑(島根県雲南市) おちょうばたけ?彦右衛門・お長の夫婦は伊勢参の折に煙草を初めて見て、それを自分たちで栽培しようと決めた帰りの道中で煙草農家に無理を言って種を分けてもらい、栽培に成功した(起源伝説)出雲で初めて煙草栽培した畑をお長畑と呼び、顕彰碑が建つ『日本... 2025.09.04出雲
峡南八処女神明宮(山梨県市川三郷町) やおとめしんめいぐう甲斐源氏・源義清の家臣として京より来た甚左衛門は紙の製法に熟達しており、この地にそれを伝授したその後、市川和紙として広く知られるようになった(起源伝説)甚左衛門は死後紙明社に祀られ、それが神明社と改称、さらに八乙女神社と... 2025.08.12峡南
峡北峡中酒折宮(山梨県甲府市) さかおりみや日本武尊が東征の帰途、この地に滞在した時、御火焚の者と歌(和歌)のやりとりをしたこのことから連歌発祥の地とされる(起源伝説)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.37日本伝承大鑑:山梨県甲府市 酒折 2025.08.05峡北峡中
郡内常在寺 榎曼荼羅(山梨県富士河口湖町) じょうざいじ えのきまんだら日蓮が西湖を通りがかった時、老婆が粟粥(料理)をもてなした食べ終わった頃に老婆は粥の中にハラアカという魚(魚類)を入れたとばらし、生臭坊主と罵った日蓮は粥を吐き出して湖に入れると、魚は生きて泳ぎだしたが、頭に粟粒... 2025.08.04郡内
佐渡多田弁天岬 三助・お菊いこいの地(新潟県佐渡市) おおだべんてんみさき さんすけ・おきくいこいのち継母によって追われた土佐の三助は、生みの母が入れた籾と鍬・鎌(農具)と共に佐渡に漂着した三助は、能登から流されたお菊(早苗)と出会い、夫婦となって佐渡で初めての米(稲)を作った(起源伝説)『日... 2025.07.30佐渡
佐渡安寿塚(新潟県佐渡市) あんじゅづか父の冤罪が晴れ、安寿姫と厨子王丸は、母のいる佐渡へ渡ってその所在を探した先に安寿が母を見つけるが、母は盲目のため娘と気付かず、いつもの悪戯と思い杖で殴って殺してしまった(子女受難)我が子と分かった母は中の川の上流に墓を築いたが、... 2025.07.30佐渡
佐渡総源寺(新潟県佐渡市) そうげんじ織田信長の娘の松姫君が出家し諸国を勧進したとされる、清音比丘尼(尼僧)の墓がある清音比丘尼を慕い佐渡を訪れて勧進した熊野比丘尼(巫女)たちが、その後佐渡の遊女となったとされる(起源伝説)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.... 2025.07.29佐渡
北摂呉服神社(大阪府池田市) くれはじんじゃ中国から呼び寄せた機織工女の姉妹のうち、姉の呉服媛(渡来人)を祭神とする絹の織布を指す“呉服”の語源とされる(起源伝説)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.115大阪府池田市 室町 2025.07.13北摂