蹴裂伝説

峡南

蹴裂神社(山梨県市川三郷町)

けさきじんじゃ桜峠で木花咲耶姫命の侍女が舞を舞っていると、巨人がやって来て一人の袖をむしり取った命が叱り、良いことをなせと命じたところ、山を蹴破って湖水の水を富士川に流して甲府盆地を造った(地形の由来)その後その巨人は神として祀られた(蹴裂...
峡南

蹴裂明神(山梨県富士川町)

けさきみょうじん山の一部を蹴り破り、湖水の水を抜いて甲府盆地を造った神を祀る(蹴裂伝説:地形の由来)富士川(河川)の氾濫や、道路拡張工事のため、現在は石碑のみ残る『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.96山梨県富士川町 鰍沢
峡南

禹之瀬(山梨県富士川町)

うのせかつて甲府盆地が湖水であったのを、水を抜いて陸地を造った(蹴裂伝説:地形の由来)湖水を富士川(河川)に流した、川幅が最も狭くなった地点開拓したのは蹴裂明神とも行基ともされる『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.95山梨県富士川...
峡北峡中

国母地蔵(山梨県甲府市)

こくぼじぞう湖の水を抜いて甲府盆地を造ることを提案した地蔵(蹴裂伝説:地形の由来)甲斐国を造ったとされることから国母の名が付けられた(名称の由来)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.42山梨県甲府市 東光寺
峡東

瀬立不動(山梨県笛吹市)

せだてふどう芹沢不動とも呼ばれる湖の水を抜いて甲府盆地を造る際に、水が上手く流れ出るよう瀬を造った不動明王を祀る(蹴裂伝説:地形の由来)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.42山梨県笛吹市 境川町大窪
峡北峡中

佐久神社(山梨県甲府市上向山町)

さくじんじゃ湖の水を抜いて甲府盆地を造る際に、山の一端を蹴破って水を流した神を祀る(蹴裂伝説:地形の由来)祭神の向山土本毘古王は綏靖天皇の命を受けて国造(豪族)として甲斐に赴任、国を開拓したとされる『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)...
峡北峡中

穴切大神社(山梨県甲府市)

あなぎりだいじんじゃ湖の水を抜いて甲府盆地を造る際に、山に穴を開けて水を流した神を祀る(蹴裂伝説:地形の由来)拝殿内にある烏の彫刻は左甚五郎作で、飛び回らないよう鎖で繋がれている(動く絵や像)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.4...
大分別府

金鱗湖(大分県由布市)

きんりんこ宇奈岐日女が蹴破らせた湖の名残(蹴裂伝説)かつて湖に棲んでいた龍が干上がったため、懇願してこの湖に棲み着いた龍が苦しんでのたうち回った跡が白滝川(河川)であるとされる(地形の由来)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.27...
大分別府

蹴裂権現社(大分県由布市)

けさきごんげんしゃ宇奈岐日女(その他の神々)に命じられ、由布一帯にあった湖を蹴破って水を抜いた神を祀る(蹴裂伝説)祠は蹴破ったとされる場所にある『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.27大分県由布市 湯布院町中川
大分別府

宇奈岐日女神社(大分県由布市)

うなぎひめじんじゃ由布岳の神である宇奈岐日女の名を冠する神社(その他の神々)かつて由布一帯は湖であったが、配下の神を使って水を抜いて平地とさせた(蹴裂伝説:地形の由来)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.27大分県由布市 湯布院町...