道祖神

西毛

落合の道祖神(群馬県高崎市)

おちあいのどうそじん村の大尽(長者)の息子・大助は何度も嫁をもらうが逃げられ、7人目のおせんと初めて相和して夫婦となったしかし大助とおせんは実の兄妹であることが分かり、2人は村から去ってしまった(近親相姦)二度と同じ過ちを繰り返さないため、...
和泉

道陸神社(大阪府貝塚市)

どうろくじんじゃこの地を治めていた松浦肥前守(戦国武将)の将兵が、山の清水(湧水)で足の傷を治したこのことから道陸神(道祖神)を祀り、足の神として信仰した(手足の平癒)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.57大阪府貝塚市 木積
広島廿日市

幸神社(広島県廿日市市)

さいわいじんじゃ正式名称は道祖神社道祖神を祀るが、本殿裏にある陰陽石(陽石)が御神体であるとされる『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.19広島県廿日市市 宮島町
洛中

道祖神社(京都市下京区)

どうそじんじゃ道命阿闍梨(名僧)が、通っていた和泉式部の家で目覚めて経を読んでから寝ようとすると、人の気配がしたそれは翁(五条の道祖神)で、普段は叶わないが、今日だけは身を清めず経を読んだので、聞くことが出来たと言った(『宇治拾遺物語』)『...