遺体・ミイラ

行田春日部

寅子石(埼玉県蓮田市)

とらこいし名主の娘・寅子(乙女)は絶世の美女であったため、多くの者が求婚し、思い悩んだ寅子は自害した(子女受難)寅子の遺言に従って、両親は求婚者全員を集めて、盛大に馳走を振る舞った最後になって両親は、皆が食べた膾(料理)は寅子の肉(遺体・ミ...
河内

叡福寺(大阪府太子町)

えいふくじ叡福寺七不思議と呼ばれるものがある御廟の周囲にある結界石は空海が一夜で築いたが(一夜作り伝説)、何度数えても数が合わない聖徳太子が母の棺を担いだ楠の棒を挿すと巨木となった(大乗木)御廟には松の木が生えない、鳥が巣を作らない、雨が降...
金沢

名願寺(石川県金沢市)

みょうがんじ加賀騒動(お家騒動)で処罰された大槻伝蔵(藩士)の遺骸(遺体・ミイラ)を塩漬けにして運び入れた寺『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.14石川県金沢市 幸町
東三河

財賀寺(愛知県豊川市)

ざいかじ三河国司となった大江定基は、地元の赤坂長者の娘・力寿姫(伝承の女性)と懇ろになる任期が終わり京へ戻る定基に対して、力寿姫は恋慕から舌を噛み切って自害した(悲恋伝説)定基は遺体(遺体・ミイラ)と共に7日間過ごしたが、死臭のために泣く泣...