行田春日部

延命院 虚空蔵堂(埼玉県三郷市)

えんめいいん こくぞうどう文明18年(1486年)に古利根川から出現した虚空蔵菩薩像(仏像)を安置する仏前にある鏡は、弟橘媛が愛用したもので、織田信長が一時所有した後に納められた『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.33埼玉県三郷市...
東毛

▲鏡岩(群馬県桐生市)

かがみいわ桐生氏の奥方が大きな鏡が手に入れることが出来なかったため、代わりに使った鏡石桐生城落城の折、桐生親綱(戦国大名)の夫人がこの地まで逃れ、愛用の鏡を石の下に埋めて自害した(落城伝説)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.14...
大隅

桑山刑部・小少将の墓(鹿児島県曽於市)

くわやまぎょうぶ・こぢしょうのはか北郷時久(戦国武将)の家臣・桑山刑部と同家の侍女であった小少将は恋仲となった身分違いの恋のため2人は駆け落ちするが追っ手に見つかり、共に自害して果て、同じ地所に墓所が建てられた(悲恋伝説)2人に親身になった...
峡北峡中

虎御前の鏡立石(山梨県南アルプス市)

とらごぜんのかがみたていし曾我十郎の愛妾であった虎御前はこの地の出身とされ、縁あって養女となって大磯へ赴いた曾我兄弟の仇討ち後は故郷に戻り、この地で生涯を終えた虎御前がこの石に鏡を立てて化粧をした(名石)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川...
峡東

鶏冠神社里宮(山梨県甲州市)

けいかんじんじゃさとみや黒川金山(鉱山)のあった鶏冠山山頂に残る神社(奥宮)の里宮にあたる社宝として黄金の鏡が2面奉納されたとあるが、現在は荒廃『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.48山梨県甲州市 塩山一之瀬高橋
郡内

鎮西ヶ池(山梨県大月市)

ちんぜいがいけ滝子山の山頂近くにある小さな池伊豆大島に流罪となった源為朝が脱出してこの地に妻子を呼び、再挙を図ろうとしたが失敗するその後池から鏡や玉が見つかり、これを池に浸すと雨が降るとされた(雨乞い伝説)源為朝が流罪となり、九州に残した妻...
加賀

鏡の池(石川県加賀市)

かがみのいけ篠原の合戦(源平の戦い)に臨む斎藤実盛が、白髪(毛髪)を染める際に使った鏡が沈められた池年に1回池から鏡を取り出され、かつては雨乞い(祈雨)に使われていた『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.74石川県加賀市 深田...
安芸

若胡子屋跡(広島県呉市)

わかえびすやあと気の立った花魁(遊女)が、煮立った鉄漿(化粧品)を禿に飲ませて殺してしまった(子女受難)それ以来、花魁が支度のために鏡の前に立つと禿の幽霊が現れ、花魁は店を出ていった禿が死んだ部屋の壁には、死ぬ間際に残した血の手形(手形足形...
備北芸北

▲鏡岩(広島県安芸高田市)

かがみいわ犬伏山の山中にある、中央部分が割れた岩(切断した石)割れ目には遊女が落とした鏡があり、割れ目の底に咲く藤の花が揺れるのに合わせて音が鳴る(音の怪)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.53広島県安芸高田市 美土里町生田
内房

吾妻神社(千葉県木更津市)

あづまじんじゃ上総に上陸した日本武尊の一行が、走水で入水した弟橘媛の着物の袖(衣類)を発見して祀った日本武尊一行が姿を映して身支度した、あるいは弟橘媛の遺品の鏡を沈めたとされる鏡池がある『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.58日本伝...