大隅夏井六部父娘地蔵(鹿児島県志布志市) なついろくぶおやこじぞう?永正年間(1504~1521年)に国境の夏井番所(関所)で父と娘の六部(巡礼六部)が入国しようとした許可が下りないため、滞在し続けた親子は恨みの和歌を残して海に入水して果てた村の者が憐れに思い2体の地蔵を祀り、六部... 2025.08.24大隅
加賀安宅関跡(石川県小松市) あたかのせきあと奥州に逃れようとした源義経一行は、安宅の関所で嫌疑を掛けられた弁慶は機転を利かせてこの窮地を逃れた歌舞伎「勧進帳」の舞台として有名(演劇)、弁慶・義経・富樫の像が立つ『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.55石... 2025.06.17加賀
庄内鼠ヶ関(山形県鶴岡市) ねずがせき奥羽三関と呼ばれた関所があった源義経一行が上陸、この地で弁慶が勧進帳を読み上げたとも言われる(演劇)海岸にある岩石が連なっている様子から念珠ヶ関と名付けられたとも(地名の由来)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.115山形... 2025.02.18庄内
庄内有耶無耶の関跡(山形県遊佐町) うやむやのせきあと鳥海山に手長足長という鬼が棲み、暴虐の限りを尽くしていた大物忌神は霊鳥を遣わし、鬼が山にいる時は「無や」里に来る時は「有や」と鳴かせた(神仏霊験譚)この故事から、国境の関所に「有耶無耶」の名を当てたとされる(地名の由来)『... 2025.02.18庄内
村山笹谷峠(山形県山形市/宮城県川崎町) ささやとうげ山形県と宮城県の県境の峠千歳山の松の木を名取川へ運ぶ際、阿古耶姫(伝承の女性)が名取太郎(松の精霊)に慰めの言葉をささやき続けた“ささやき峠”から笹谷峠と転訛した(地名の由来)有耶無耶の関所があったとされる『日本の伝説4 出羽の... 2025.02.12村山