西毛若宮八幡宮(群馬県高崎市) わかみやはちまんぐう東国遠征した源頼義・源義家親子がこの地で戦勝祈願をして、神託に従って6月18日に元日(正月)の儀式をおこなった儀式を終えると夏の土用にもかかわらず雪が降ったため、義家の年齢を14歳とした(天変地異)この故事より村の名を“... 2025.10.01西毛
西毛榛名湖(群馬県高崎市) はるなこ吾妻町善導寺2世円光上人(名僧)の母親(木部夫人)は、怨敵に追われる途中に寺に寄り、その足で榛名湖に入水した榛名湖に大蛇が棲み着いたと聞いた上人は母の化身と悟り、位牌を湖に流したその位牌は箱島の湧水から流れ出てきたとされる木部城主の... 2025.10.01西毛
石見甘南備寺(島根県江津市) かんなびじある年、大雪のため里へ下りられなくなり、多くの僧を賄う食糧(食品食材)が尽きた飢えで苦しんでいると大鹿が現れたので、それを打ち殺して飢えを凌いだ大鹿は本尊の虚空蔵菩薩(仏像)の姿となり、鹿賀まで歩いていった(神仏の加護)『日本の伝... 2025.09.10石見
河内円通寺(大阪府枚方市) えんつうじある春の日、狩猟の折にこの寺に立ち寄った惟喬親王に、一人の娘(乙女)が茶の接待をした翌年の春も親王はこの寺で休憩したが、別の娘が茶の接待をしたので、去年の娘の所在を尋ねると既に亡くなっていた親王はそれを哀れみ、「春の日の雪のよう」... 2025.07.12河内
加賀千蛇ヶ池(石川県白山市) せんじゃがいけ白山の山頂には3000匹の大蛇がいたが、泰澄がそのうちの1000匹を山頂の池に閉じ込めたさらにその上から万年雪で蓋をして二度と出られないようにした(化け物封印)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.41石川県白山... 2025.06.15加賀
中越八海山の放れ駒(新潟県南魚沼市) はっかいさんのはなれごま雪解け頃に八海山に現れる残雪松之山に住む与作は、節句に働かない掟を破って、馬を使って苗代かきをした(禁を犯す)働かされた馬は怒って、与作共々空高く舞い上がり、八海山を駆けめぐって死んでしまったこの馬が死んだ場所に残雪... 2025.04.22中越
村山井出の地蔵堂(山形県大石田町) いでのじぞうどう井出の七不思議の1つどんなに雪が降った年でも、一度も堂宇の屋根の雪下ろしをしなくてもよいという高野一栄と髙桑川水が、松尾芭蕉を見送った弥陀堂ではないかと比定されている『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.63山形県大石... 2025.02.17村山
洛中北野天満宮 影向の松(京都市上京区) きたのてんまんぐう ようごうのまつ北野天満宮一の鳥居の辺りにある松の木初雪の日に菅原道真が降臨して歌を詠むとされる初雪の日には神事を執りおこなう『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.37京都市上京区 馬喰町 2024.12.15洛中