峡北峡中鎧堂観音(山梨県北杜市) よろいどうかんのん新羅三郎義光(源氏)は信州へ出陣する際にこの堂の前で鎧を着け、その後その鎧を奉納した(名称の由来)祭礼の日に馬肉(食品食材)を煮て売る者があったが、突然の雷落で屋台が破壊されたため、馬肉を売らないこととなった(禁忌)『日本... 2025.08.10峡北峡中
峡北峡中一蓮寺 手形傘(山梨県甲府市) いちれんじ てがたがさ「雷の手形」として有名一蓮寺の朝比奈和尚が葬儀で読経していると、雷が落ちた雷は雲から手を伸ばして和尚を捕らえようとした(火車)が、逆に和尚の大力で引きずり下ろされ捕まえられた雷は詫びを入れて許されたが、字が書けないため... 2025.08.05峡北峡中
和泉西福寺 雷井戸(大阪府和泉市) さいふくじ かみなりいどこの井戸に雷が落ちた時、村人が上に石蓋を置いて出られなくした雷は二度とこの地に落ちないことを誓って放免された雷除けに「くわばらくわばら」と唱えるのはこの故事を起源とする(起源伝説)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書... 2025.07.07和泉
加賀宮村岩部神社(石川県加賀市) みやむらいそべじんじゃ土塀に囲まれた御神体の神石(磐座)は、川をさかのぼりこの地に遷ってきたとされる本殿はなく、建てると雷鳴が轟いた(慣習の由来)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.74石川県加賀市 宮町 2025.06.18加賀
備後菅霹靂神社(広島県三原市) すがへきれきじんじゃ川辺臣(廷臣)が軍船建造のために安芸国へ遣わされ、霹靂(雷神)の木を用材に伐ろうとした反対を押し切って伐ると激しい雷雨に襲われたが、川辺臣は剣を天に向かって上げ、雷神が民を傷つけることを戒めた雷神の祟りを怖れた人々が船材... 2025.05.25備後
名古屋元興寺(愛知県名古屋市中区) がんごうじ落ちてきた雷を助けたお礼に授かった子供が、奈良の元興寺で鬼を退治し(化け物退治)、後に道場法師(名僧)となった道場法師はその後生まれ故郷の尾張に戻り、修行を積んだ寺と同じ元興寺を建てた(創建伝説)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川... 2025.05.13名古屋
尾張賀茂神社(愛知県一宮市) かもじんじゃ雷除けのご利益のある神社とされたが、ある時、社殿に雷が落ちた宮司が祭神に願い出ると、祭神(賀茂別雷命)は雷を呼び出して叱責、腕を斬ったため、雷が落ちることがなくなった『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.33愛知県一宮市 ... 2025.05.09尾張
名古屋氷上姉子神社(愛知県名古屋市緑区) ひかみあねごじんじゃ日本武尊の妃・宮簀媛の屋敷跡に媛を祭神として創建された(創建伝説)神社に雷が落ちた時、祭神に捕らえられ二度と落ちないことを約束させられた(雷除け)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.22・24愛知県名古屋市緑区 ... 2025.05.09名古屋
日田竹田龍門の滝(大分県九重町) りゅうもんのたき滝壺に大蛇があるとの噂が流れ、中津藩の丸山三平という武人が確かめに行った滝壺には大木が横たわっていたが、それが大蛇であった丸山は慌てて逃げたが、大蛇が昇天して暴風雨(嵐)となり、途中で雷に打たれて死んだ『日本の伝説49 大分... 2025.03.18日田竹田
臼杵佐伯解脱闇寺 雷井戸(大分県津久見市) げだつあんじ かみなりいど解脱闇寺の境内にある雷と共に天から天人が落ちてきたが、住職が杖を庭に突き立て、それを支えに天に帰っていった翌日、助けたお礼として境内に湧水が湧いたが、それが雷井戸となったまた住職が突き立てた杖は成長して巨木となった... 2025.03.16臼杵佐伯