頭部各部

北毛

耳無不動(群馬県東吾妻町)

みみなしふどうここに祀られていた不動明王は、夜な夜な異形の姿で町を徘徊していた(動く絵や像)これをあやかしと思って斬りつけ、不動明王は片耳(頭部各部)を切り落とされたここに祈願すると耳の病(難聴)が治るとされる『日本の伝説27 上州の伝説』...
東信

舌喰池(長野県上田市)

したくいいけこのため池を造る時、堤が決壊するため人柱を立てることにしたくじで選ばれた娘は悲嘆のあまり舌(頭部各部)を噛み切って池に身を投げたためこの名が付いた『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.31長野県上田市 手塚
島尻

護国寺の黒金座主(沖縄県那覇市)

ごこくじのくるがにざーしー沖縄最初の仏教寺院護国寺の住持を務めたことのある黒金座主(名僧)が妖術を用いて謀反を企てている噂が流れた王の命を受けた北谷王子(琉球の名族)が碁に誘い、そこで耳(頭部各部)を賭けた座主が負けて誅殺(暗殺)された北谷...