峡南弁当石(山梨県南部町) べんとういし巡錫中の日蓮が集落に立ち寄って大石の上で休憩した(腰掛け石)老婆が中食(料理)を供したので、お礼に手拭い(織布)に題目を書いて授けた(手拭い曼荼羅:現存せず)この大石を弁当石と呼び、老婆の家は屋号を「べっとうし」とされた(民家の... 2025.08.12峡南
佐渡真浦霊蹟(新潟県佐渡市) まうられいせき赦免された日蓮がこの浜(浜海岸)から舟に乗り、海域で題目を唱えると、南無妙法蓮華経の文字が波間に見えた海岸には通称の“波題目”の碑がある『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.32日本伝承大鑑:新潟県佐渡市 真浦 2025.07.28佐渡
佐渡弘樹寺(新潟県佐渡市) こうじゅじ弘樹寺の僧侶は法論で日蓮に敗れてその場から逃げたが、その背中に日蓮の投げた筆が題目を書いた僧は背中の題目を削ったが、しゃくしのように凹んでも消えずに残ったこの僧は仏となり、今も寺の本尊(仏像)として祀られている『日本の伝説9 佐渡... 2025.07.28佐渡
佐渡本覚寺 袖ヶ沢霊蹟(新潟県佐渡市) ほんがくじ そでがさわれいせき日蓮の説法の折、一人の美しい女性が衣(衣類)の左袖を差し出して題目を書いてもらったその女性は七面天女であり、この袖は安芸国の厳島神社(一之宮)の弁財天社に降ってきて社宝となっている『日本の伝説9 佐渡の伝説』(... 2025.07.28佐渡
安房清澄寺(千葉県鴨川市) せいちょうじ12歳の日蓮が最初に修行を始めた寺院21日間の断食行の直後に血を吐いたが、それが笹(凡血の笹)に付いて黒い斑点となっている(血の怪:変種の起源)京や奈良の大寺院で修行を積んだ後でこの地に戻り、旭が森で最初に題目を唱え、日蓮と改名... 2025.04.30安房
安房鯛の浦(千葉県鴨川市) たいのうら別名・妙の浦日蓮生誕の折、無数の鯛が海中に群れた(生誕伝説)日蓮が海原に向かって題目を投げ書きしたところ、海面に南無妙法蓮華経の文字が浮かび、無数が鯛が集まった鯛は日蓮の化身とされ、長く獲ることが禁じられてきた(禁忌)浅瀬に鯛が群... 2025.04.30安房