石見

高津柿本神社(島根県益田市)

たかつかきのもとじんじゃ柿本人麻呂終焉の地である鴨島に、没後間もなく創建された神社その後津波により鴨島が沈んだため、現在地に遷った境内の木像の神馬は節分の夜になると人麻呂が乗って見回り、それを覗くと目と障子がくっつく(罰を与える)『日本の伝...
石見

賀茂神社(島根県邑南町)

かもじんじゃ博労が子馬を引いて牛馬市へ行く途中、子馬だけが増水した川を泳ぎ切り、先に市のある加茂神社に着いた多くの者が怖れて手綱を引けなかったが、ある者が栢(柏)の木に繋ぎ止めた子馬は600両の大金で買われ、鎌倉へ献上され名馬・池月となった...
石見

エンコウ淵(島根県浜田市)

えんこうぶち博労が馬を淵で洗っていると、河童が尻尾にくっついたので、戦って皿の水をこぼして負かした河童は子供を捕らないことを約束し、四十雀(鳥類)が3羽いる時は別の河童が淵に来ていることを教えた淵のそばにある永徳寺の住職(僧侶)は、石に経文...
出雲

龍頭ヶ滝(島根県雲南市)

りゅうずがだき宇治川の合戦で有名な池月はこの付近で生まれたが、母馬は産後の肥立ちが悪く早くに死んでしまった子馬は母馬を探して滝の上に来ると、滝壺に映った自分の姿を母と間違えて飛び込んだそれを何度も繰り返すうちに、子馬は泳ぎの巧い名馬となった...
出雲

阿太加夜神社(島根県松江市)

あだかやじんじゃ別名・芦高神社河童が、川で神官(神主)が洗っている馬に悪さをしたため、馬小屋まで引きずられて捕らえられた河童は詫びを入れ、以降「カワコ、カワコ、芦高の生まれ」と言って泳ぐと溺れない(除災の俗信)神社の西を流れる、河童がいたと...
南薩

小浜の馬頭観音(鹿児島県指宿市)

こはまのばとうかんのん源頼朝の命を受け、この地で探し出された子馬が後の生月とされる(名馬伝説)子馬を失った母馬は毎日子を探して走り回り、ついには断崖から飛び降りて死んだ飛び降りた断崖に添うように村人が供養の馬頭観音を建てた『日本の伝説11 ...
北薩

竹の瀬戸(鹿児島県伊佐市)

たけのせと永禄12年(1569年)島津氏と菱刈氏が戦い(戦国の戦い)、偽の橋を渡った菱刈軍の兵が多数溺死した戦のあった5月6日になると、白馬に乗った若武者の幽霊が淵に飛び込み、これを見た者は死ぬ『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p...
峡北峡中

鎧堂観音(山梨県北杜市)

よろいどうかんのん新羅三郎義光(源氏)は信州へ出陣する際にこの堂の前で鎧を着け、その後その鎧を奉納した(名称の由来)祭礼の日に馬肉(食品食材)を煮て売る者があったが、突然の雷落で屋台が破壊されたため、馬肉を売らないこととなった(禁忌)『日本...
峡北峡中

甲斐駒ヶ岳(山梨県北杜市)

かいこまがたけ武甕槌神の魂から生まれたとされる天津速駒という駿馬は羽が生えており空を飛ぶことが出来たこの馬は夜になるとこの山の頂上に下りて休むため、名が付いた(地名の由来)聖徳太子の愛馬の羽の生えた黒駒がこの山に下りて谷の水を飲んだため、名...
峡北峡中

安養寺 鼻採地蔵(山梨県南アルプス市)

あんようじ はなとりじぞう十日市が開かれた場所にあるため、市神地蔵とも呼ばれる田植えの代かきの時に小僧に化けて、馬の鼻取りをした地蔵を祀る(手伝う神仏)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.61山梨県南アルプス市 十日市場