佐世保平戸

岩屋権現(長崎県川棚町)

いわやごんげん虚空蔵山に棲む鬼の群れが周辺を荒らし回り、岩屋権現の神を悩ませていたある時、権現は鬼に「一晩で麓まで石段を積むことが出来れば、何でも願いを叶える」と約束した石段が完成する直前に権現は鶏の鳴き真似をし、鬼は逃げ去ってしまった(一...
唐津伊万里

淀姫神社(佐賀県伊万里市大川町大川野)

よどひめじんじゃ眉山の洞窟に“獅鬼(ししおに)”という、牛のような化け物が棲み着き、近隣を荒らしていた日在城主(地方豪族)が眉山に攻め込んで獅鬼を追い詰めて退治した(化け物退治)討ち取った獅鬼の首は、氏神の淀姫神社の二の鳥居あたりに埋められ...
唐津伊万里

岸岳(佐賀県唐津市)

きしだけ標高320mの山で、別名“鬼子嶽”この山を根城に、里人から“鬼”と怖れられた狐角(木角)という賊徒(盗賊)一味が近隣を荒らし回っていた朝廷は、大江山の鬼退治に功績のあった渡辺綱を父に持つ、肥前国生まれの次男・久(筒井判官久:武人)を...
武雄多久小城

鬼の鼻山(佐賀県多久市)

おにのはなやま標高435mの山東の山頂が額に、西の山頂が鼻に見えることから名が付いた(地名の由来)このあたりを荒らし回っていた鬼は「日本一の山を築きたい」と願っていて、天山の神は「一夜で山が造れたら村を差し出す」と約束した鬼は一夜で山を築こ...
武雄多久小城

竹崎観世音寺(佐賀県太良町)

たけざきかんぜおんじ行基が竹崎島に創建したとされる古刹1月5日に、竹崎島の東にある夜灯鼻沖にいる鬼と、竹崎観音に安置された箱(箱類)の中にいる鬼の夫婦が再会すると、竹崎島が沈むとされる(終末の俗信)それを阻止するための“修正会鬼祭”という祭...
武雄多久小城

鬼の岩屋(佐賀県太良町)

おにのいわや多良岳山頂付近にある、巨石が積み重なって出来たもの多良岳に鬼が棲んでおり、麓に下りては悪さばかりするので太良嶽明神が戒めたが、全く改心しなかったある時鬼が岩屋を造りたいと言い出したので、明神は一晩で造れたら許すとした鬼があと一息...
佐賀鳥栖

万寿寺 竜王池(佐賀県佐賀市)

まんじゅじ りゅうおういけ仁治元年(1240年)に神子栄尊和尚(名僧)がこの寺を開基してまもなく、落雷と共に2体の鬼の姿をした異形の者(異人:天人)が境内に落ちてきた和尚が捕らえて誰何すると、善護・慈済と名乗る龍王(龍神)の使いで、水火二振...
佐賀鳥栖

鬼の爪跡石(佐賀県鳥栖市)

おにのつめあといし石谷山に力自慢の赤鬼がおり、悪さをして村人を困らせていたある時村人が山中にある巨石を持ち上げられるか尋ね、出来なければ山を去るという賭をした赤鬼は石を持ち上げることが出来ず、約束通り山を去ったこの時持ち上げようと鬼が爪を立...
吉野十津川

大蛇嵓(奈良県上北山村)

だいじゃぐら大台ヶ原にある断崖絶壁で、大蛇が棲むとされるある時、漁師(漁夫)が網すきに使う木を採りにきて晩飯を食べていると、不気味な中年女が現れて飯と酒を所望したまもなく同年輩の女が現れ、無言のまま2人が睨み合っている内に天地鳴動し、漁師は...
吉野十津川

姥峯地蔵尊(奈良県上北山村)

うばみねじぞうそん背中に熊笹を生やした猪の姿をした猪笹王を射場兵庫が鉄砲(鉄砲火薬)で討ち果たした(化け物退治)猪笹王の亡霊は一本足の鬼と化し、伯母峰の街道を通る旅人を襲ったため、丹誠上人(名僧)が地蔵を勧請した鬼は封じられたが、12月20...