北毛

愛宕山(群馬県川場村)

あたごやま昔ここに住んでいた巨大な鬼(巨人)が武尊山からやって来て、途中で金棒(武具)で地面を突いたところ、金棒に付いた土が落ちて出来た山『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.59群馬県川場村 谷地
北薩

波留南方神社 鬼神面(鹿児島県阿久根市)

はるみなかたじんじゃ きじんめん宝暦年間(1751~1764年)の頃、腕の立つ大工が作った鬼の面が、その出来映え故にひとりでに神社に納まっていた(動く絵や像)8年ごとにおこなわれる神社の祭礼である鬼神舞(きしんめ)に使用されるこの舞の最高潮...
峡南

鬼石(山梨県市川三郷町)

おにいしかつて荒神堂に男女の鬼が棲み着き、大石を手にして遊び、里人を驚かしていた“鬼石”と彫られた大石(字彫りの石)が2つ残され、鬼の手形と呼ばれる凹みがある(痕が残る石)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.109山梨県市川三郷町...
峡北峡中

為朝神社(山梨県韮崎市)

ためともじんじゃ伊豆大島に流罪となっていた源為朝が、武田信義(源平の武将)を頼って鬼2匹と共にこの地に来た(貴種流離譚)神社にある為朝の木像(貴人像)に祈願すると疱瘡が全快する(悪瘡平癒)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.67山...
峡東

踊石(山梨県甲州市)

おどろいし上部にデイラボッチ(巨人)あるいは鬼の足跡が2つ残る、長さ5m、幅2m弱、高さ1m強の巨石(痕が残る石)この上で巨人(または鬼)が踊ったとされる『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.47山梨県甲州市 塩山上萩原
郡内

鬼の立石(山梨県大月市)

おにのたていし岩殿山に棲む鬼は常に両手に石の杖を持っていたが、ある時何かの折にそれを空高く投げた右に持っていた石は西に飛んで突き刺さり、鬼の立石と呼ばれるようになった(投げ石)最近では、桃太郎に追い詰められて、石を投げたとされる『日本の伝説...
郡内

鬼の杖(山梨県大月市)

おにのつえ岩殿山に棲む鬼は常に両手に石の杖を持ってい投げ石たが、ある時何かの折にそれを空高く投げた左に持っていた石は東に飛んで突き刺さり、鬼の杖と呼ばれるようになった(投げ石)最近では、桃太郎に追い詰められて、石を投げたとされる『日本の伝説...
佐渡

千畳敷(新潟県佐渡市)

せんじょうじき鬼と龍が陸と海の境界をめぐって争い、話し合いをしようと波打ち際に広場所を設けた話がまとまり宴会となり、龍に気に入られたお酌の女が所望した岩礁の一部が沈まず残った(地形の由来)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.67新潟...
佐渡

弁慶のはさみ岩(新潟県佐渡市)

べんけいのはさみいわ佐渡弁慶という山伏(行者山伏)が、鬼と力比べの勝負をして投げた岩が巨岩の間に挟まった(落ちない石:奇岩怪石:怪力伝説)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.67新潟県佐渡市 下相川
佐渡

加茂湖(新潟県佐渡市)

かもこ佐渡を譲って欲しいと鬼が金北山の神に頼んだところ、一晩で山頂まで100段の階段を造るよう言った夜明け前に完成しそうになったため、99段のところで鶏がわざと鳴き、鬼は泣く泣く諦めて去ったその時鬼が土を掘り出した場所に水が溜まり、加茂湖と...