佐渡弁慶のはさみ岩(新潟県佐渡市) べんけいのはさみいわ佐渡弁慶という山伏(行者山伏)が、鬼と力比べの勝負をして投げた岩が巨岩の間に挟まった(落ちない石:奇岩怪石:怪力伝説)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.67新潟県佐渡市 下相川 2025.07.29佐渡
佐渡加茂湖(新潟県佐渡市) かもこ佐渡を譲って欲しいと鬼が金北山の神に頼んだところ、一晩で山頂まで100段の階段を造るよう言った夜明け前に完成しそうになったため、99段のところで鶏がわざと鳴き、鬼は泣く泣く諦めて去ったその時鬼が土を掘り出した場所に水が溜まり、加茂湖と... 2025.07.28佐渡
北摂茨木童子貌見橋碑(大阪府茨木市) いばらぎどうじすがたみばしひ付近の床屋が子供を拾い、その子が成長して店の手伝いをしているうちに血の味を覚えてしまった家の前にある橋から見ると、自分の姿が鬼になっていたため、子供は店を出奔したその後大江山の酒呑童子の配下となり、茨木童子となっ... 2025.07.12北摂
河内慈光寺(大阪府東大阪市) じこうじ生駒山に2匹の鬼の夫婦が棲んで村々に害をなしていたのを役行者が法力で退治した(化け物封印)改心した鬼は髪(毛髪)を切り、義覚・義玄という名で弟子となった鬼の棲んでいた地に建てられたのが慈光寺となる(創建伝説)『日本の伝説8 大阪の伝... 2025.07.11河内
和泉乳滝(大阪府和泉市) ちちだきかつては“父滝”と書き、鬼の家族である父鬼の住処であったとされる近くにある父瀧不動尊では乳の出が良くなるよう祈願する女性があり、滝に鯉を放って祈願したとされる(授乳の俗信)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.70大阪府和泉市... 2025.07.09和泉
奥能登大幡神杉伊豆牟比咩神社(石川県輪島市) おおはたかむすぎいずむひめじんじゃ祭神の女神(その他の神々)は、猿鬼(鬼)退治の副将として功があった(大将は能登国一之宮・気多大社)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.137石川県輪島市 三井町本江 2025.06.23奥能登
奥能登岩井戸神社(石川県能登町) いわいどじんじゃ当目の洞穴に猿鬼という鬼が棲み、各地を荒らして回った神々が相談し、気多大明神を大将・神杉姫命を副将として攻め立て(その他の神々)、これを退治して宮に祀った猿鬼の目に矢が刺さったので“当目”、赤黒い血が流れ出たので“黒川”など... 2025.06.21奥能登
能登南伊夜比咩神社(石川県七尾市) いやひめじんじゃこの付近に猿鬼という鬼が暴れていたが、この神社のお告げにより時の天皇が左大将義直(廷臣)を下向させ退治した(化け物退治)猿鬼は頭に角が1本生えていたが、退治された後角が神社に奉納された(社宝)『日本の伝説12 加賀・能登の伝... 2025.06.20能登南
備北芸北雄橋/雌橋(広島県庄原市/神石高原町) おんばし/めんばし帝釈峡(渓谷峡谷)にある、石灰岩で出来た天然の橋(奇岩怪石)帝釈天に命じられ、陰陽2匹の鬼(鬼神)がそれぞれ一夜で完成させた(一夜作り伝説)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.118広島県庄原市 東城町帝釈未渡(... 2025.05.27備北芸北
備北芸北徳雲寺(広島県庄原市) とくうんじこの地に棲む藍婆鬼は人を襲い、石臼(裏山に現存するとも)で磨り潰して食らっていたこの寺の開祖が藍婆鬼に説法して改心させ、鬼は証として自らの角を折って寺に納めた(人外の悟り)この故事より、寺紋(紋章)に「角の部分を取った鬼の字」が用... 2025.05.27備北芸北