安芸引島(広島県江田島市) ひきしま江田島の沖にある無人島鬼が音戸ノ瀬戸をふさぐために島を引っ張ってきたが、途中で力尽きてここに置かれた弁慶が島を引っ張ったため、細長い形になった(地形の由来)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.63広島県江田島市 大柿町大君 2025.05.24安芸
広島廿日市大聖院 三鬼堂(広島県廿日市市) だいしょういん さんきどう空海が仏法守護のために勧請した3体の鬼(三鬼大権現)を祀る鬼は大小の天狗を眷属としており、住人・参詣者を問わず懈怠の者に罰を与えるとされる『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.16日本伝承大鑑:広島県廿日市... 2025.05.22広島廿日市
名古屋元興寺(愛知県名古屋市中区) がんごうじ落ちてきた雷を助けたお礼に授かった子供が、奈良の元興寺で鬼を退治し(化け物退治)、後に道場法師(名僧)となった道場法師はその後生まれ故郷の尾張に戻り、修行を積んだ寺と同じ元興寺を建てた(創建伝説)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川... 2025.05.13名古屋
西三河安勝院(愛知県豊田市) あんしょういん別名は岩屋観音境内に巨石が重なりあうようにしてあり、その岩窟に観音堂が安置されているかつてこの洞穴に鬼が棲み、村に出て悪事を働いた聖徳太子が聖観音像を、行基が十一面観音像を授けたところ、鬼が出てこなくなった(化け物封印)生まれ... 2025.05.12西三河
内房鬼泪山(千葉県富津市) きなだやま日本武尊が鬼(阿久留王)を退治した時、鬼が涙を流して謝ったことから名付けられた(化け物退治:地名の由来)62歳になるとこの山に捨てられる慣習があった(姨捨伝説)父親を籠に乗せて山に捨て、天秤棒を持って帰ろうとする息子に「天秤棒を持... 2025.04.27内房
内房亀山神社(千葉県君津市) かめやまじんじゃ日本武尊は東征により夷を平らげ、村人を慰撫したことから、祭神として祀られるようになった阿久留王(鬼)の手下がこの地に逃れたが食べ物がなく、飢え死にして怨霊となって人の住めない場所にした怨霊は不動明王の力によって退治され、不動... 2025.04.27内房
日田竹田酒呑童子山(大分県日田市) しゅてんどうじやま赤子の頃から酒を飲む子がおり、酒呑童子と呼ばれたある時、青鬼が人を食う話を聞いて、鬼のいる山へ酒を持って出掛けた酒呑童子は青鬼と酒の飲み比べをして勝ち、小便で青鬼を流してしまった(糞尿譚)鬼の棲んでいた山を酒呑童子山、小便... 2025.03.18日田竹田
豊前国東熊野磨崖仏 鬼の石段(大分県豊後高田市) くまのまがいぶつ おにのいしだん熊野磨崖仏への途中にある階段人肉が食べたい鬼が、一夜で石積みの階段を造れば許されると約束された約束した神は夜が明ける前に鶏の真似をして、鬼は99段で断念した(一夜作り伝説)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川... 2025.03.18豊前国東
豊前国東両子寺 鬼橋(大分県国東市) ふたごじ おにばし両子寺七不思議の1つ鬼と呼ばれた千徳坊という怪力の僧侶が一枚岩の巨石を運んで橋にした(怪力伝説)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.85大分県国東市 両子 2025.03.18豊前国東
豊前国東両子寺 鬼の背割(大分県国東市) ふたごじ おにのせわり両子寺七不思議の1つ鬼と呼ばれた千徳坊という僧侶が、岩を2つに割って参道とした(切断した石)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.85大分県国東市 両子 2025.03.18豊前国東