能登南

七尾城址(石川県七尾市)

ななおじょうし小雨の夜に城跡から、城主の畠山氏の亡魂が“おかね火”という怪火となって町へ飛んでいく落城の際、城の侍女が池に飛び込んで死んだが、その怨念が“お歯黒鮒”に変化した(落城伝説)水があるように米を流して上杉謙信を騙したが、途中鳥が米...
能登南

親王塚(石川県中能登町)

しんのうづか崇神天皇の皇子・大入杵命(親王)の陵墓とされる親王が片目であったため、堀(堀割)の蛙や鮒も片目であった(片目の魚)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.95石川県中能登町 小田中
加賀

片野鴨池(石川県加賀市)

かたのかもいけこの池の主である女神が髪を梳かしているのを池の鮒が見てしまったため、女神がその目を突き刺した(罰を与える)このため池の魚は全て片目となってしまった(片目の魚)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.76石川県加賀市...
金沢

御手洗池(石川県かほく市)

みたらいいけ東にある賀茂神社の祭神が、桃の木の枝で片目を突いてしまった池で目を洗ったところ、池の鮒が片目を捧げたため、池の魚は片目となった(片目の魚)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.33石川県かほく市 横山